動画を使って消費者にPRしたい。

動画を制作して自社商品を知ってもらいたい。

前回の記事で紹介したとおり、動画を使ったプロモーションに注目が集まっている。

▼前回記事▼

動画施策を打つ企業が少ない不動産業界にとっては、ライバルがいない今がチャンスだ。

しかし、どのような動画を作れば良いのか分からない企業も多いだろう。

動画の無料制作と配信サービス「ビデオリリース」を提供しているNewsTV(東京・港区)では、これまで1,500本以上の動画制作実績がある。テレビ業界出身の制作陣が、動画の分析データを活用して、完全視聴率の高い動画を制作している。

今回は、同社が持つ動画制作のノウハウを紹介しよう

無料動画制作「ビデオリリース」はこちら

あなたの会社はどれ?
商品・サービスの4タイプ

動画を制作するにあたって、どういったテーマや内容にすれば良いのか考えたことはあるだろうか。無計画に作れば良いというわけではない。見てもらいたい対象に、適切な内容・構成で、途中で見ることをやめてしまう視聴者を減らし極力最後まで見てもらうことで、効果が発揮できるからだ。

NewsTVの「デオリリース」は60秒ほどの動画を制作する。その中で、クライアントが取り扱う商品やサービスを4つのタイプに分け、内容やテーマを企画している。

 

Aタイプ:情報の価値が高く、内容も分かりやすい

Bタイプ:情報の価値が高いが、内容が難しい

Cタイプ:情報の価値が低いが、内容が分かりやすい

Dタイプ:情報の価値が低く、内容も難しい

情報の価値とは、視聴者にとって価値のある情報かどうかを指す。

①話題性:多数の人間に注目されている情報なのか

②時事性:今しかない、今だけの、旬な情報なのか

③独自性:今までにない斬新なアイディア、その商品だけの特徴

などの要素から考えられる。

■Aタイプの不動産会社とは…

情報の価値が高く、分かりすいサービスを提供する不動産会社。

例えば、人気エリアでの新築マンションの竣工や分譲販売開始や、大規模な商業施設の新規オープンなど、話題性や独自性が高い事業を行っている不動産会社だ。デベロッパー開発事業を手がける企業が適しているだろう。

Aタイプの動画では「シンプルに動画で商品・サービスを伝える」ことが重要だ。視聴者も知りたい情報であるため、自然と価値のある動画になり、高い視聴率を確保できる。

ビデオリリースで公開されている、東急不動産「ブランズシティ世田谷中町」の紹介動画は、まさしくAタイプの動画だ。

人気エリアの新築物件をシンプルに伝えている。

■Bタイプの不動産会社とは…

情報の価値が高いが、内容が難しいサービスを提供する不動産会社。

例えば、独自のスキームを使った節税対策底地・持ち分売買など、一般消費者に理解してもらうと価値がある一方で、説明が難しいサービスを提供している会社が考えられる。自社サービスを理解してもらうことに苦しんでいる不動産会社も多いだろう。

Bタイプでは、「分かりやすく伝える動画」を制作することが求められる。

業界では当然なことが、一般消費者には全く知られていない専門的な知識や商品は、たくさんある。そこで、視聴者が楽に理解できる流れで動画を再構築する必要があるのだ。

■Cタイプの不動産会社とは…

情報の価値が低いが、内容が分かりやすいサービスを提供する不動産会社。

不動産業に関わらず、Cタイプに当てはまる商品やサービスは、世の中に知れ渡っている商品やサービスが多い。つまり、ほとんどの不動産会社に当てはまる。一般的な売買仲介賃貸管理業など、他社との差別化するポイントが難しい不動産会社だ。

Cタイプは、動画を制作する上で、視聴者が動画を見る“引き”を作らなければならない。NewsTVでは、企画を乗せることで情報価値を上積みするといった手法を取ることが多い。

・イベントや体験会を企画し、動画に映る人間を増加させ「話題性」を作る

・専門家や数字データを使って、「独自性」を作る

などの企画を交えることで、動画視聴者を飽きさせないことが重要だ。

都心の投資マンションの売買を手がけるランドネットの動画はまさにCタイプの動画担っている。

税理士が登場し、専門家がおすすめすることで「独自性」を演出している。

■Dタイプの不動産会社とは…

情報の価値が低く、内容も難しいサービスを提供する不動産。

こういった不動産会社は滅多にないだろう。情報の価値が低く、内容も難しいとなると、そもそも需要がないからだ。

動画制作を考えるとき、まずは自社が上記した中のどのタイプに当てはまるのかを考えてみよう。

どのタイプか迷ったら「ビデオリリース」!

動画制作の基本!冒頭の演出で効果は劇的に変わる!

実際に動画を制作する上で、視聴者を離脱させないテクニックとはどういったものがあるのだろうか。

テレビと異り、インターネットで配信する動画は、途中から視聴者が流入することはない。つまり、動画の冒頭部分が最も視聴者数が多く、動画の冒頭をどのような演出にするかによって、視聴数や効果は大きく異なる

完全視聴率が「高い動画」と「低い動画」の動画の視聴人数の変化

NewsTVの調査では、冒頭の演出によって大きく視聴数が変化することが分かっている

NewsTV直伝、動画の冒頭テクニックをいくつか紹介しよう。

動画の冒頭テクニック①

「強い情報」から順番に登場させる!

冒頭部分が最も視聴者が多いので、惜しみなく「強い情報」から発信していこう。視聴者の心を掴み、完全視聴を目指す。不動産会社の動画であれば、「日本で一番○○な不動産会社」「女性満足度○%」など、大きなフックを全面的に押し出そう。

動画の冒頭テクニック②

冒頭に、商品・サービスを象徴する事業者、体験者の一言

テクニック①に似た内容になるが、冒頭に商品やサービスを象徴する一言を入れることも完全視聴を目指すために有効なテクニックだ。

カシオ計算機のイベント出展の様子を伝えた動画が良い事例だ。

■世界初!CASIOが、あっ!と言わせる『デジタルシート』を発表・出展!!

冒頭の1秒ほどで、事業者が「世界で初めてなんです」と一言伝えている。

これによって、「何が世界で初めてなんだろう」と興味を引かれた視聴者は、動画を最後まで視聴するのだ。

動画の冒頭テクニック③

「広告感」を感じる表現は避ける

冒頭に広告を感じるような箇所・表現は避けるように心がけよう。

60秒ほどの動画を無料で制作する「ビデオリリース」では、広告感を感じさせない構成を心がけている。

これは、同社が1,500本を超える動画制作から、独自に分析している「離脱分析」によるもので、演出内の広告感を抑えることによって、完全視聴率に大きな差が生まれるという結論が導き出されている。

広告を感じるような演出とは、企業ロゴや商品ロゴなどが大きく表示されて始まるような動画などが挙げられる。このような動画は、完全視聴率が低くなる傾向があるようだ。

更に詳しいNewsTVの動画制作ノウハウはこちらから!


今回は、動画制作にあたって自社の商品・サービスがどのタイプに当てはまるのか。完全視聴率を高めるための冒頭の演出について紹介した。

▼後編▼

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