社員数は大和ハウス4万2千、積水ハウス2万4千とスケールの大きさを示す

社員数比較では大和ハウス工業が4万2460人となり、積水ハウスは2万4391人と、社員数においても2社の差は1.7倍程度となりました。ちなみに、大手不動産会社6社の中で最も社員数が多いのは東急不動産ホールディングスの2万1091人ですから、建設業種の大企業のスケールの違いがわかります。裏を返せば、経営リスクにかかわる不祥事が生じた際は、それだけ多くの従業員の雇用に影響が出るということです。

時価総額は大和ハウス工業が上回るも、前年比で大きく値下がり

 

大和ハウス工業は、2019年3月には中国の関連会社で、約234億円の会社資金を横領されたと発表、続いて4月12日には、賃貸共同住宅および戸建て住宅で2066棟の施工不良問題が発覚しています。投資家が嫌う企業スキャンダルが続いきました。それでも時価総額は2兆240億3200万円と、積水ハウスの1.64倍ですが、2017年11月時点の時価総額2兆7409億円と比べて7000億円ほどのダウンとなっております。

賃貸住宅の管理戸数は激しいつばぜり合いがつづく

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