マイナス金利が与えるメリットとデメリット

マイナス金利とは、その名の通り金利がマイナスになることです。
例えば金融機関に預金した時に、金利がプラスであれば利息が付く形になります。
しかし金利がマイナスの場合は逆に利息分を金融機関に支払わなければならなくなります。

預金したら損するのか?という疑問が湧きますが、今のところマイナス金利は日銀と金融機関との間のことで、金融機関と個人とのことではありません。
そのため、金融機関に預金をしても損をすることは今のところはありません。

マイナス金利のメリット

マイナス金利になることで、私たちにどんなメリットがあるのでしょうか?

マイナス金利は、金利をマイナスにすることで金融機関が日銀に預金を預けずに市場にお金を流すようにすることを目的としています。
日銀に預けていても損をするだけなので、損するよりは少しでも誰かに貸し付けて利益を得たい、と考えるからです。

金融機関は「金利が低くてもとにかく貸し付けたい」という方向に向かうことになり、少しでも借り手が増えるように、結果として住宅ローンなどの金利が下がるというメリットがあります。

マイナス金利のデメリット

一方マイナス金利のデメリットとしては、私たちが金融機関に預けている預金の金利も下がってしまうことです。
今や定期預金を預けても金利が0.1%を切る金融機関も出てきました。
マイナス金利でローンなどの貸し付けの金利も低下している今、定期預金などの金利を上げると銀行の損失がますます大きくなってしまうことも原因の一つでしょう。

また、金利が下がることに連動して、保険商品や投資商品の中で安定性が高く、高利回りの商品が姿を消しているという点もデメリットと言えるでしょう。
これらの商品は買い手がつきやすいものの、金融機関にとっては旨味が少ないと言えるためです。

住宅ローンにはどう影響する?

マイナス金利がもたらす住宅ローンへの影響は、金利が下がることです。
これはメリットと言えるでしょう。

実際、マイナス金利政策が取られてからのフラット35の最低金利は1.5%前後から0.9%前後へと下がりました。
もしも3,000万円の借り入れを行った場合、0.5%違うだけで、総額で200万円以上の金利が減ることになります。

ただ一方で、金利が下がることで金融機関が得られる利益も下がります。
そのため、利益を補填するために手数料などの諸費用が値上がりする可能性はあるでしょう。

マイナス金利は、借り入れするにはメリットとなりますが、預け入れして資産を増やそうと考える場合はデメリットとなります。
住宅ローンはマイナス金利の影響で金利が下がり、プラスの影響を受けていますが、かわりに諸費用や手数料が値上がりする可能性も否定できません。

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