<不動産業界の人々(士業編)>

私は友人と話していて気付いた

事がある。当たり前の事かも

しれないが、人は自分の仕事の

業界の事は詳しいが、他人の

仕事の業界の事はあまり詳しく

ないし、人によっては何もわかって

いないという事だ。

今回は不動産業界で活躍する

士業と呼ばれる括りの人々が

どういった役割を果たしている

のかをお伝えしようと思う。


【宅建士】

かつて宅地建物取引主任者

と呼ばれていた資格者。

簡単にお伝えすると、物件の

重要事項説明書と契約書に

サインができるのはこういった

人に限られると言う事。

不動産取引をする上で

必要な資格者である。

【マンション管理士】

不動産業の中でも、特に

物件の管理に関する資格者。

※実はマンション管理士の資格

は宅建士のように必ずしも必要な

ものではなく、有資格者で無くても

物件の管理業者をする事は可能である。

【行政書士】

町の法律家と呼ばれる資格者。

主に書類を代筆して提出する事

を仕事としている。

不動産業界で言えば、

後見人制度や相続の際にも

活躍しているだろう。

※後見人制度とは、認知症で

あったり何らかの事情で自分で

物事の判断ができない人の

代わりに他者が法律上の手続き

を行うという制度である。

【司法書士】

こちらも町の法律家と

呼ばれる資格者。

最大の特徴は登記という

不動産の権利を誰が持っている

か否かといった事を取り扱って

いる点だ。

その他にも簡易訴訟などの

仕事でも活躍する。

【土地家屋調査士】

不動産の状況を登記記録に

反映させるために必要な

調査や測量を行う人。

不動産の表示に関する登記

の専門家の事である。


【不動産鑑定士】

不動産の経済評価に関する

高度な専門家である。

一般的には聞かないかも

しれないが、相続税路線価、

固定資産税評価、公示価格、

基準地価格の評価などを

行う人。

【まとめ】

いかがだったでしょうか。

このように不動産業界には

多くの士業の方の活躍により

成り立っている側面があります。

名前は聞いた事あるけど

知らなかったという士業や

名前も知らなかった士業が

あったかもしれません。

このように多くの人の協力に

より不動産業界は成り立って

います。

 
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