こんにちは。
不動産鑑定士、不動産投資コンサルタントの浅井佐知子です。

皆様は、どういう場合に、
土地の価格が上がると思いますか?

土地の価格が上がる要因は、
いくつかあります。

ひとつは、高度成長期から
平成バブルにかけて、
不動産の価格が全国的に
右肩上がりだった時代。

こういう時代は、
土地は所有さえしていれば、
自然と上がるものでした。

2つ目の要因は、
土地の上に建っている建物が
大きな収益を上げてくれる場合

建物を貸すことによって、
賃料が入ります。

この賃料収入が、多ければ多いほど、
不動産の価格は高くなります。

逆に言うと、全国的に土地が暴落しても、
賃料収入がしっかり入る不動産は、
価格が下がりません。

3つ目の要因は、
「新駅」ができたり、
「スカイツリー」のような
ランドマーク的な建物が出来ると、
その周辺地域の土地の値段は上がります。

駅ができることにより、
格段に便利になったり、

シンボル的な建物が建つことで、
人が集まって収益力が高まるため、
地域の地価が上がるのです。

4つ目の要因は、
土地区画整理事業や再開発により
土地の価値が上昇する場合です。

六本木ヒルズやミッドタウン、
虎ノ門の再開発などがそれにあたります。

では逆に、土地の価格が下がるのは、
どんな場合でしょうか?

例えば「多摩ニュータウン」

多摩ニュータウンは坂が多く、
若い時は平気でも、年を取ると、
坂道がかなりきつく感じられます。

そのせいもあり、人気がいまいちで、
地価の弱含みの状況がずっと続いています。

嫌悪施設が近くにできた場合も、
土地の価値は下がります。

例えば、

・墓地
・高圧線
・ゴミ焼却炉
・火葬場

が突然できるということは
まれだとは思いますが、
これらの施設の周辺は、
価格が相場よりも安くなります。

土地の価格が上がる場合と下がる場合。

上がるような場所の土地を
買ったほうが良いですね♪

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『良質な不動産情報とサービスで人を幸せに!』
不動産鑑定士、不動産投資コンサルタント  浅井佐知子

 
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