こんにちは!
不動産鑑定士、不動産投資コンサルタントの浅井佐知子です。


皆様は、賃貸で住んでいる部屋が
建て替えになった場合、



立退き料はいくらが妥当だと思いますか?





アパートやマンションの立ち退き料は、
近年上昇する傾向にあるようです。


通常であれば、
次の引っ越し先である部屋にかかる経費



・敷金
・礼金
・仲介手数料
・前家賃1か月分


など、6か月分プラス引っ越し代金
位が相場です。


ところが、
最後の入居者だったりすると、
この金額が、何倍も跳ね上がる場合もあります。


先日もある方から、


「アパートの建て替えで、
家主から立ち退いてほしいと言われています。
家賃40,000円の2DK。
立退料は50か月分です。
この立退料は妥当ですか?」


という相談を受けました。


建替えるということは、
アパート自体がかなり古く、
耐震面でも防犯面でも危険である
可能性も高いです。


その資金をもとに、
もっと良いアパートに移るのが、
本来は得策なのです。


この方は最後の入居者でしたが、

今のアパートとその環境が

とても気に入っているとのことでした。


この事例はアパートですが、

店舗になると
更に高額になり、
立退きにかかる時間も相当増えます。



店舗は立地が非常に大切なことから、
そう簡単に代わりの店舗を
見つけられないからです。

「のれん代」といって、

その場所でなければいけない「営業権」

が発生する場合もあります。


以前、建て替え予定のビルを
借りている方から
相談がありました。



その方は、家賃30万円の店舗を
借りていましたが、
立退き料、
80か月は欲しいとのこと!


一瞬無謀と思われるかもしれませんが、
最後の立ち退き店舗だったり、
都心の大開発ビルの場合は、
100か月以上もあり得ます。


個人的には、
良識の範囲内で立ち退くのが
妥当ではないかと思います。



最後の最後まで残ってしまうと、
寂れた空きビルで店舗がひとつ~、
という状態になり、
怖すぎます(笑)


もしあなたが大家さんで、

建て替えのための立ち退き計画があるのなら、

徐々に「定期借家契約」に変えるのが良いと思います。


定期借家契約だと契約期間が終わると、

正当事由がなくても

借主に出て行ってもらえるので、

立ち退き料などの問題は発生しません。


また店舗を貸す場合は、

最初から定期借家契約にしておくのが、

後々もめないためにも良いのではないでしょうか?

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『良質な不動産情報とサービスで人を幸せに!』
不動産鑑定士、不動産コンサルタント  浅井佐知子





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