底冷えのする冬を思わせる日が続いたかと思えば、一転して春のような陽気が訪れるなど寒暖差の激しいここ最近、体調の管理は万全でしょうか。我が家ではみんな元気で、だれもインフルエンザどころか風邪をひいてもいないのですが、知り合いがインフルエンザになったらしく、早くよくなってくれないかなと願っています。

さて、家の売買は巨額のお金が動く取引ですから、事前の下準備はもちろんのこと、用意する書類もたくさんあり、大変だったという人もいます。中には私の友人のように、家の売買うんぬんよりも、それに関連して親戚が大変だったという人もいました。家を買うにあたって、当初お金は出さないし口も出さないといっていた姑が、いざとなってあれこれ言いだし始めてきた。同居はしないから自分たちだけで計画を進めていたら文句を言ってきたと、大騒ぎしたこともありました。

それはさておき。家を買う以上にやっかいなのが家の売却です。住宅ローンを組んで毎月コツコツと返済してきた愛着のある家も、家族構成の変化や転勤、はたまた離婚などで手放すことも。もしくは経済事情の厳しい昨今、ローンが払えなくなって手放さざるを得なくなったなんてことにもなりかねません。

家をいざ手放そうとなったとき直面するのが、家がなかなか売れないという現実です。日本では一戸建てなりマンションなり、新築のほうが尊ばれます。それは、家は建てた瞬間から中古として値下がりしていくという事実にも如実に表れています。親戚や友人が家を買ったと聞いて「中古?」といきなり聞く人はいないでしょう。確実に嫌われます。

家を買う人の多くは新築での物件を求めています。しかしだからといって中古住宅が売れないわけではありません。予算の都合であったり、その街なり場所に住みたいから中古物件を探していたりする人もいるのです。不動産売買で大切なのは、事前の準備。これは家を買うときでも売るときでも同じです。売りに出してから後悔することがないように、まずはしっかりと下準備をすることから始めましょう。

 
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