住まいづくりは「企画→設計→施工」の流れで進みます。その流れは、普段ならあまり考えることはありませんが、今回はその工程を簡単ではありますが見ていきましょう。

住まいづくりの流れは先程話しましたが、住まうタイプとしては「注文住宅」と「プレハブ住宅」になります。最近では、注文住宅の方が人気だと思われますが、作る過程はそこまで違いはないかと思います。住まいづくりの工程をみると、まず初めに建築主が依頼者からの要望を聞き、その予算内での様々な交渉・相談等していく中で、誰の為に何を優先したどこに住まいを立てたいか、未来を見据えた住まい作りたいのかをしっかりと聞き取り、予算に合わせた部屋数と広さを優先し、その後、内装や装備品等どのような形にしていくか相談していきます。企画を練ること、今度は、「企画」を具体化する為の「設計」を依頼します。「設計」は2段階で進められ、初めに「基本設計」という建築主と設計者による企画の具現化に向けた基本プランを作成していきます。この際、十分な時間と納得のいく内容ではないと次の段階「実践設計」を依頼しない方が良いでしょう。次の段階に行ってしまうと、基本設計が確定済みとなり、それに基づく設計図等施工業者に依頼するから出す。また、依頼する際、工事の指針となる十分な資料が揃っていることを十分に確認しなければ、不十分な点を請負業者任せとなってしまう為、十分な注意が必要です。

「施工」は請負業者の技術力に良し悪しが多いとされますが、工事管理による建築物の品質も問われます。工事着工の準備から建物完成引き渡しまで、設計者、工事監理者、請負業者との間で工事現場の管理、進捗状況の管理、検査方法などを幾度となく打ち合わる必要があり、また、設計者と工事管理者との間で「実践設計」時の資料に基づく材料、機材等の選定から、トラブル対処まで連携し進めてい行くことが重要となってきます。予めルールとチェックポイントを作り、見落としがない工事の流れを作ることが大切です。

 すべての工程を終え、検査申し込みを行い、工事完了時期を見定めると引き渡しに移ります。検査結果を踏まえ、不具合箇所の手直し、再検査の日取りを含む最終的な引き渡しの条件を決め、工事費最終支払いを協議し、決定します。

 引き渡しまでの流れをあくまで簡単に今回は書きましたが、1つの建築物を作るまでの流れを今回は書いてみました。マイホームの参考になればと思います。            

 
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