サブリース契約時の修繕費用は?

サブリース契約を結んでいるから、建物の管理は任せておいて安心・・・なのでしょうか?
実は、入居に関する管理については任せておいてもいいのですが、建物の修繕についてはその物件の所有者が負担しなければなりません。主な修繕費用についてですが、まず退去後の原状回復費用があります。この他、10年、20年による節目での大きな修繕費用も基本的に物件所有者が行うことになります。修繕を依頼する業者については慎重に選定を行いましょう。中には相場の修繕費用よりも高い金額を請求してくる業者もあります。また、原状回復やその他の工事についてはサブリース会社の意向に合わせて行うことが必要です。あまりにも意向に沿っていない場合は契約解除もありますので注意が必要です。
サブリースを行う際に注意したいのは、このような修繕費用についても予算計画に入れておかないといけないということです。将来入る家賃収入をこの修繕費に充てると考えている人もいますが、毎年同じ額が入るとは限りませんので、予算には余力を持たせておくようにしましょう。

解約する際のトラブルを避けよう

サブリース契約の解約。意外に簡単に解約できそうでいて、実はすごく難しいのです。物件所有者がオーナーでサブリース会社が借主という立場関係があるわけですが、借主保護の性質がある借地借家法では、物件所有者側からは正当な事由がない場合を除き、解約をできないという規約があります。また、契約の途中解約においても色々な規定があり、これを守らない場合はかなり不利な状況に追い込まれます。仮にサブリース会社との契約が困難になり、解約となった場合を想定してみましょう。サブリース会社が今まで行っていた管理を全て物件所有者が行うことになります。入居者に対してその旨の通達から始まり、家賃の振込の変更など管理を自分で行う必要が出てきます。一度サブリース会社と契約を結んだ場合、解約となると引き継ぐことが非常に困難なことを覚えておきましょう。

 
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