古民家はここがいい

最近、古民家をリノベーションしてカフェをオープンするといった話が多く聞かれるようになりました。古民家とは読んで字のごとく、古くから住民が住んでいた家です。つまり、昔から代々引き継がれてきた家でもあるのです。しかし、このような古民家が、核家族化や、高齢化社会、過疎化などの社会現象で空家になってしまうケースも多くなってきています。では最近になってこの古民家リノベーションに注目が集まっている理由はなんでしょうか。まず、古民家を建てる際に使われている建材が丈夫なことがあげられます。使われている柱や梁などは、樹齢100年以上もするヒノキやケヤキが使われているケースが多く、これらは、性質上強度が最も維持されやすい木材といわれています。古民家というだけあり、とても古くて老朽化しているというイメージがあるかもしれませんが、じつはとても強度があり、頑丈に作られています。

固定資産税が軽減できる

固定資産税は基本的に築年数によって課せられる税金の額が決まります。つまり多くの場合においては建っている年数が長ければ長いほど、税金が安くなるのです。新築した際にはその翌年から頭を悩まされる事になる固定資産税、これが軽減されるのはかなりのお得感があると思いませんか?古民家にはかなり古くから建てられている物件が多いので、その恩恵にあやかれること間違いなしです。ただここで一つ注意しておきたいのは、中古物件購入後にリノベーションした場合は、改めて評価の見直しがなされることです。その評価基準が各自治体によって異なっているので、事前に確認をするようにしましょう。

味のある内装をそのまま活かせる

古民家のいいところは、やはり目に飛び込んでくる梁の太さをふくめ、時代を感じさせるあの古風な佇まいでしょう。日本人であれば、この独特の居住まいの良さを分からない人はいないのではないでしょうか。居るだけでどことなく落ち着く、そんな代えがたい魅力と雰囲気がにじみ出ているのが古民家の醍醐味なのでしょう

 
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