不動産売る?買う?どっちが先?

例えば、不動産を売却する目的が、買い替えだったとしましょう。そうした場合は、現時点で所有している不動産を売却する時期と、新たに購入を考えている物件の購入時期をどのように調整するのかが大事になってきます。また、その住み替えが、お子さんがいる場合などには転校の時期などにも影響がでてきますので、慎重にそしてタイミングよく進めていくことが重要なのです。また、どのような新規物件に入居するのかによっても予算なども変わってきます。それに伴い売却希望価格もある程度決まってきますので、どのような方向で進めていくのか行動計画を練りましょう。売却と購入を同時に進行させていく場合は、売る・買うの両方でバランスのとれた折り合いをつけなければならず、非常に難易度が高くなります。

それ以外の方法はどうなの?

売却と購入の同時進行は、理想的な進め方とはいえ、そのタイミングを同時期にこなさなければならないということでもあり、非常に難しいのも現状です。では、それ以外の方法だとどうなのかみていくとしましょう。まずは、売却を先に行う場合。このケースが多いかもしれません。なぜなら先に売却してその資金で新たな住まいを購入する場合が多いからです。この場合は、売却金額があらかじめ分かりますので、予算を立てやすくなり、購入できる物件も決めやすくなるといえるでしょう。ただし、気を付けたいのは、売却が先に進んでしまい、新居にすぐ入居ができない場合は、その間は仮住まいを用意する必要が出てくることです。次に購入を先に行う場合。現在住まいの住居を引き渡すという忙しさがなくなりますので、希望する物件をじっくりと考慮する時間がもうけられます。しかしその一方で、売却金額が想定よりも低い場合もあるので、ある程度予算に幅を持たせておく必要が出てきます。いずれにしてもメリット、デメリットがありますので、自分に合った進め方をするのがいいでしょう。

 
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