マンションを売ると決心したら、まずそのマンションの査定をしてもらいますよね。上手にマンションの査定をしてもらって、適正な査定額を出してくれる不動産会社を選びましょう。
まず、査定はタイプの違う不動産屋さん複数に依頼しましょう。大手不動産会社や地元密着の不動産会社など、さまざまな不動産会社を選び、少なくとも3社以上に依頼するといいですね。その際には、どの会社にも同じ内容の物件概要を渡すようにします。そして、同じ内容の物件概要を元に出された査定額を比べてみましょう。その中からあなたならどの不動産会社を選びますか？一番査定額が高いところを選ぶでしょうか？
査定額は売却価格を保障された金額というわけではありません。査定額が高かったからといってそのとおりの価格で売れるわけではないのです。著しく査定額が高い不動産会社は、自分の会社と媒介契約させるために査定額をわざと高く出しているのかもしれません。実際に売り出したらすぐに値下げを迫られるかもしれませんよね。逆に査定額が著しく低い不動産会社は、少ないコストで早く売りさばこうとしているのかもしれません。
ですので、それぞれどうしてその査定額になったのか、算出根拠を確認してみましょう。査定額が高い場合にはどういうところを高く評価してくれたのか。また、マイナスポイントはどこなのかなどなど。そして、査定を依頼すると同時に自分でも同じマンションのほかの部屋や近隣マンションの価格がどうなっているのかも、参考のため見ておくとよいでしょう。
査定の算出根拠を聞いたり近隣マンションの価格を参考に、適正に査定をしてくれていると判断できる不動産会社を選ぶといいですね。また、とにかく早く売りさばきたいと思っている方は、査定額は低めだけれど、早く売りさばくのが得意な不動産会社を選ぶというのも選択肢のひとつかもしれません。
というわけで、マンションを売りたいと思ったら、上手に査定を活用して不動産会社を選びましょう。
