2018年03月23日
橋本秋人「使える空き家ビジネスのススメ」

空き家ビジネスの基本、空き家管理サービスの業務内容とは 1

橋本秋人「使える空き家ビジネスのススメ」

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橋本秋人「使える空き家ビジネスのススメ」


社会問題化する「空き家問題」は不動産業界のビジネスチャンスでもあります。


そこで、空き家に関する講演やセミナーで活躍する橋本秋人さんに、空き家を取り巻くビジネスの羅針盤になるような知識を紹介していただきます。読めば空き家問題、恐れるに足らずと思える連載です。


今回からは、空き家への具体的な対応について紹介します。(リビンマガジンBiz編集部)




(画像=写真AC)



前回まで、我が国の空き家の現状や空き家対策のための施策等についてご紹介してきました。


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国土交通省の調査では、空き家の発生理由はグラフの通りとなっています。



出典:国土交通省「平成26年空家実態調査」(画像制作=橋本秋人)


空き家が生まれる原因のうち、死亡によるものが約35%、別の住宅や施設への転居によるものが約42%となっています。多くの人が親の死亡(相続)や転居、自身の加齢などにより、空き家を所有する可能性を持っています。



空き家所有者の選択肢としては以下が挙げられます。


①保有・管理

②売却する

③活用する

④自己利用する

⑤その他


本コラムでは、上記の内、①~③の方法について解説します。

ちなみに④の自己利用としては、例えば週末に過ごすセカンドハウスや、趣味のためのアトリエ・スタジオとしての利用などが挙げられます。しかし、割合は全体の約5%と低く、ビジネスとしては入り込みにくいものといえます。



今回は①の「保有・管理」ケースについて解説します。



保有・管理


空き家を保有することになっても、所有者がすぐに売却や活用せずに、そのままにしておくケースが少なくありません。空き家を所有してから今後の利用や処分について考え始める人が多いことと、放置していても当面はあまり困ることがないからです。


ところが空き家の状態で時間が経過していくにつれて、所有者は想像以上にコストと管理の負担が大きいことに気づきます。そして何か対策を講じなければと思いはじめます。


私のオフィスにくる空き家相談のうち、空き家になってから5年以上経過しているケースが全体の70%を超えています。中には15年以上も空き家の状態を続けていて、初めて相談にこられる方もいます。


人が住まなくなり家の劣化や損傷が進むと、いざ売却や活用を行おうとしてもすぐには使えない状態に陥っていることがよくあります。空き家を極力、良い状態に保っておくことは重要です。


一言でいうと、空き家を「特定空家等」にしない、ということです。

空き家の保有を検討する所有者には、適切な管理をする重要性を伝えましょう。



>>続き:管理のポイントと管理方法

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