新しい物件を借りる際に必要となってくる敷金礼金

できる限り初期費用を安く済ませたい人にとっては余計な出費となってきます。

ですが、ここ最近よく目にするのが敷金礼金なしという物件です。

新しく物件を借りる人にとってはこんな嬉しいお話はないことでしょう。

ですが、この敷金礼金なし物件には、ありとあらゆる落とし穴が存在してくるのです。

 

 

敷金礼金なしというカラクリ

 

 

一般的には、新しく物件を借りる際の初期費用として大体4ヶ月分~6ヶ月分がかかるのが普通の物件だとされています。

簡単に計算してみますと、家賃が7万円でしたらおよそ30万円~45万円ぐらいの金額が最初にかかる金額だとされます。

これが敷金礼金なしだと、この半額以下の金額で物件が借りられるということです。

かなりお得な物件だとは思いますが、やはりそこには少なからず落とし穴的要素というのが隠されえているのです。

まず、こういった敷金礼金なしの物件は人気のない物件ということが第一に挙げられてきます。

かなり駅から遠かったり、日当たりが最低だったり、設備が悪かったりと、普通に敷金や礼金を取っていれば誰も借り手が見つからないような物件が多いのです。

全てがそういう物件だと一概には言えませんが、敷金礼金なしで貸し出している物件のほとんどにはこういった理由が隠されているのです。

 

 

敷金礼金なし物件のデメリット

 

 

敷金礼金なしの物件の最大のメリットは、初期費用がかなり抑えられるということ以外ありません。

しかし、逆のデメリットになる部分というのはかなり存在してくるのです。

人によってはデメリットにならないことがあるかもしれましれませんが、一般的にデメリットになっている要素というのをここで挙げてみたい思います。

まず、住んでいる人が怪しい、外国人ばかりが住んでいる、ということがあります。

外国人に関しては、文化の違いということで何とかとトラブルが起きやすいのです。

次に、築年数がかなり古いということもデメリットの一つに挙げられます。

後、まともな物件であるにも関わらず、敷金礼金がなしということから家賃が高めに設定されている場合もあります。

そこそこ良い物件で、しかも初期費用がかなり抑えられているとなれば何の文句のつけどころもないように思えますが、月々の家賃を計算していくと結局割高になっているということもあるのです。

 

 

退去時にクリーニング代を請求される

 

 

敷金というのは、お部屋をキレイに使っていれば退去時には返ってくるものです。

しかし、敷金なしであっても退去時には何かしらの金額を請求されるケースがあります。

敷金を払っていないだけであって、退去時にかかるクリーニング代というのはきっちり請求されるのです。

これらの落とし穴というのは敷金礼金なし物件では必ず起こりうることですので、本当にその物件に住んで大丈夫なのかということをしっかりと考えた上で、敷金礼金なし物件を借りることをオススメします。

 
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