不動産コンサルタント・ニコニコ大家さんプロデューサー

星 龍一朗です。

今回のテーマは、
売買仲介会社の主な分類を押さえておきましょう!
です。
売買仲介をメインに行っている不動産会社は、
たくさんあります。
その中で、全国的に、仲介取引取り扱え件数が多いのは、
三井のリハウス(三井不動産リアルティ)
住友不動産販売
東急リバブル
など、
いわゆる大手デベロッパー系列の会社です。
以下の表のように、
その他にも、信託銀行の系列や、
電鉄会社系、
独立系
などで、全国的な店舗展開をしている会社があります。
他には、
中小系で、比較的エリアを絞って店舗展開をしている会社も、
各地方において、存在感を持っている場合があります。
全国展開している会社も、エリアによって、強い・弱いがハッキリあります。
例えば、住友不動産販売は、関西が強いとか、
東急リバブルは、東急沿線がかなり強いとかです。
ちなみに、
一般の銀行は、不動産業務を行うことが出来ないので、
子会社が不動産業務を行っています。
ですが、信託銀行は、不動産業務を行うことができるので、
信託銀行本体で、不動産業務を行っています。
しかし、価格が大きな数億円単位の物件しか基本的に扱いませんので、
それ以下の物件は、子会社が担当することになっています。
また、売買仲介の会社の中には、買取をするところもありますが、
買取は基本的にしないという会社もあったりします。
以前も書きましたが、
実需用物件メインなのか、収益用物件(投資物件)メインなのか
という違いもあります。
各社、様々で、得意分野・強いエリアなどが異なりますので、
売却する物件のエリアが特性に応じて、仲介会社を選んで行きましょう。
ちょっと余談になりますが、
不動産業界には、俗に、「ブローカー」と呼ばれる人達が存在します。
これは、一般的に、「宅建業免許」を持っていないのに、
実際には、売買仲介の仕事をしている人達になります。
不特定多数の人に、反復継続して、仲介をする場合は、
宅建業免許が必要なのですが、
これを持たずに、仕事をしている人もいるということです。
実際に、取引が成立の際には、知り合いの不動産会社で、宅建業免許を
持っている会社に、形式的には、仲介に入ってもらう形を取ります。
一般の方は、あまり関わることはないと思いますが、
プロの世界では、結構、こういった人達が、物件情報を持ち歩いて、
「買いませんか~」と言ってきます。
ところが、結構な確率で、きちんと売主さんまで繋がらない
いわゆる幽霊物件だったりするのです。。。
少し話がそれましたが、最後まで、お読みいただき、ありがとうございました。

次回も、よろしくお願いします。



星 龍一朗

 
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