2017年02月25日
五十嵐範子

山林を売買する時の基礎知識

五十嵐範子

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日本にある山林の半数以上は私有林で、誰かの所有物となっていることはあまり知られていません。


最近では田舎暮らしなどで都心から移住をする方が増えていますが、山林の購入について考えた方はあまりいないでしょう。


一方の所有者となっている方が売却をする可能性が高く、親やその上から代々受け継がれた財産として、何となく持ち主となっている方も多いはずです。
車のように車検などの整備が不要な山林は、地価が安いので固定資産税も高額ではありません。


所有したままでも問題ないのですが、万が一売却する日が近づく可能性を想定して、色々と調べてみたいと思います。


土地や建物などとは異なる印象がある山林ですが、売却を検討する時の相談先は、不動産会社で問題ないでしょう。
しかし、他の不動産物件のように頻繁に需要がある訳ではないので、早めに購入希望者を探して確実に手放したい場合は、山林売買のマッチングをするあっせん会社を活用するのも一つの手段です。


取り扱いが少ない分、不動産物件の売却前に行うと良い価格相場を知ることが難しく、購入者側と売却者側の交渉次第となっていることも多いのが現状になります。


山林にも様々な種類があり、都心よりの比較的交通アクセスが良い物件から、田舎の山奥にある不便な地域の山林まで、立地条件が良い場合は価格も高めですが、そうでない場合には、低めの価格帯で取り扱いされる傾向にあります。


土地や建物の不動産物件との違いは、仲介手数料税金にも関係します。
特に確定申告を必要とする山林の売却で収益を得た場合には、山林にある立木に対する所得税と、山林がある土地に関わる譲渡所得税のそれぞれを申告することになります。


一見すると複雑そうに感じる山林の売却ですが、良く調べてから取り組むことで、準備をしやすく話が円滑に進むはずです。
親の代から今後受け継ぐ予定がある方でも、自分には必要無いと気持ちが固まっている場合には、売却を視野に入れて一度家族で山林について話し合ってみてはいかがでしょう。

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