2017年01月19日
井上光章

変動金利から固定金利への借り換え事例

井上光章

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住宅ローンコンサルティングを行っている株式会社FPアルトゥルの井上です。マイナス金利導入後住宅ローン借り換えをする人が増えています。特に固定金利タイプの金利が下がった今は、変動金利タイプから固定金利に借り換えを行い、金利上昇リスクをなくす(または小さくする)人も多いです。


マイナス金利で固定金利と変動金利の差が縮小

変動金利タイプの住宅ローンには金利が上昇すると返済額が増えてしまうという危険性があります。マイナス金利導入後、住宅ローン金利の中でも特に固定金利タイプの金利が下がり、固定金利と変動金利の差が昔より小さくなっています。その結果、変動金利で借りていたものを借り換えの際に、固定金利タイプに借り換える人も増えています


変動金利→固定金利への借り換え事例

少し前のXさんの事例ですが、借り換え前は、変動金利で1.475%、毎月返済額は103,686円でした。借り換えを行うにあたりいくつかの金融機関での借り換えを弊社で試算してみました。金利がずっと変わらないと想定した場合にはA銀行の変動金利に借り換えることで毎月返済額を10,000円以上、下げることができます。


【金利が変わらない前提での返済額の比較】


しかし、変動金利に借り換えた場合には金利上昇リスクがあります。当方で一定の金利上昇を織り込んで返済額試算をしてみたところ以下のように、A銀行の変動金利への借り換えでは毎月返済額が最大で12万円を超える試算となりました。


一方、C銀行の20年固定金利では、金利がずっと変わらないとすれば毎月額は98,625円とA銀行等よりも大きくなってしまいますが、金利が上昇した場合でも返済額は11万円を超えない試算になりました。悩まれたXさんでしたが、結局当面の返済額を5,000円下げることができ、金利上昇リスクも小さくできるC銀行の20年固定金利への借り換えを選ばれました。


【一定の金利上昇を見込んだ上での返済額の比較】
 


ライフプランから見た住宅ローンの選択

今回のXさんは、お子さまが7歳と5歳とこれから教育費の重くなる時期でした。B銀行の10年固定を選ぶと毎月返済額を今より8,000円程度下げた94,095円にできるのですが、11年目以降に金利が上がっていると返済額が増えてしまう可能性があります。教育費負担はちょうどその直後にピークを迎えることが予想されるため、10年固定ではなく、全期間固定または20年固定がよいという話になりました。

Xさんのライフプランでは22年後に退職予定で順調なら退職金も入り、ローンは完済しようと思えばできるだけの貯蓄はできるはずと見込んでいます。そうすると20年経過後の金利上昇リスクはほぼないと考えることができ、ここでは省略しましたがその他家計の分析も合わせて行った結果、銀行の全期間固定ではなくC銀行の20年固定金利でも十分に安全だという判断をされました。


このように動金利を借り換え固定金利にする場合でも、家計の置かれた状況や家計への考え方、ライフプランによって正解は異なるのです。



弊社株式会社FPアルトゥルでは住宅ローンの借り換えコンサルティングを実施しています。簡易試算は無料で行い、コンサルティングは安心の成功報酬制。今回取り上げたようなライフプランや家計の状況を考慮に入れたローン選択のアドバイスはもちろんのこと、借り換えで間違いやすい点を熟知したプロのアドバイスを受けられます。住宅ローンの借り換えをプロに任せるという選択もご検討ください。


株式会社FPアルトゥル

井上光章


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