こんにちは、カピバラ好き行政書士の石井くるみです♪
さて、夢の温泉別荘オーナーになるための宿泊施設化の考察の後半です((((oノ´ー`)ノ
各自治体の条例・規則をチェック
簡易宿所営業の許可要件は、各自治体の条例・規則によってさまざま。
別荘購入前に、以下のポイントをチェックしましょう。
・玄関帳場(フロント)の設置義務
・管理人の常駐義務
・トイレの設置個数
温泉の利用には別途手続きが必要
別荘で簡易宿所営業の許可を得るにあたり、天然温泉を利用する場合には、手続きが複雑になります。
以前に許可申請のお仕事をした箱根のとある別荘のケースでは、温泉を新しく掘削し、使用する場合には次のような手続きが必要でした。
Step1 事前調査 : 掘削しようとする土地の規制等の確認
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Step2 温泉掘削許可申請 : 温泉をゆう出させる目的で土地を掘削するには許可が必要
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Step3 温泉動力装置許可申請 : 動力を用いて温泉を汲み上げる場合は許可が必要
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Step4 可燃性天然ガス(メタン)の測定 : 温泉利用するには可燃性天然ガスの測定が必要
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Step5 温泉採取許可申請 or 可燃性天然ガス濃度確認申請
:メタン濃度が基準値を超えた場合は温泉採取許可申請
:基準値以下の場合は可燃性天然ガス濃度確認申請を行う
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Step6 温泉を旅館、公衆浴場、足湯など公共の浴用または飲用に供する場合には許可が必要です
天然温泉はとっても魅力的ですが、手間とコストの観点から、貸別荘の場合には通常の沸かし湯にするのが無難ですね(=゚ω゚)ノ
なんといっても立地が重要
簡易宿所営業の許可を取り、貸別荘としての営業を成功させるには、何といっても集客できる「立地」が重要です。
その点、例えば箱根は都心からのアクセスがよい観光・温泉地として有名。
四季折々の自然の景色は美しく、ハイキングも人気。美術館・博物館、その他レジャー施設、また正月の箱根駅伝をはじめイベント・祭事も多く、1年を通じて楽しめます。
私も神奈川県出身なので、毎年のように家族で遊びに行きました
簡易宿所を運営するにもぴったりの地域ですね????
関東であれば、他にも長野、山梨、栃木(那須)、静岡(伊豆)千葉(房総半島)など、別荘地に魅力的な候補がたくさんあります。
簡易宿所の許可取得ノウハウを活かして、いつかは温泉別荘を持ちたいと夢見るカピバラ行政書士でした(´▽`)