元不動産営業マン梶本の、結果を残す営業術

食欲の秋?芸術の秋?いやいや、やっぱり営業の秋だ!不動産会社専門コンサルタント 梶本幸治さんが、デキる不動産営業の心得、成功している不動産会社の特徴を紹介します。


今回から即実践できる営業活動のノウハウを伝授していただきます。(リビンマガジンBiz編集部)

(画像=写真AC)

今回から不動産の各営業シーンにおける「具体的不動産営業活動」に関して、かなり細かく解説をして参ります。

「そこまで細かいことを考えながら営業しなくちゃならないのかよ!」と思われるかもしれませんが、細かい配慮との積み重ねこそ、業績向上の鍵ですので、どうぞお付き合いください。

具体的不動産営業活動の第1回目は「物件新規受託後の販売活動について」取り上げます。

物件を新規に受託した場合は、スタートダッシュを決めて早々に成約に結び付けたいところです。

では、最低限実施する販売活動をお伝えします。

①既登録顧客への紹介

【Point】 受託物件を紹介出来る顧客は案内へ誘導します。媒介受託後、1組のお客様も案内できないようでは売主の信頼を失いかねませんので、とにかく案内を取りましょう。

②ポスティング広告実施

【Point】 物件近隣へ最低でも2,000部、「受託日もしくはその翌日」にポスティングを実施しましょう。なお、物件の隣家を含む周辺100軒には、直接訪問し物件を紹介しましょう。

③インターネット掲載

【Point】 事前に登録しておいた下書きに室内写真や価格を打ち込み公開します。ただし、チラシに「ネットに未だ掲載していない」等の文言を入れる場合は、公開時期を少し遅らせます。

④オープンハウスや現地案内会開催

【Point】 オープンハウスや現地案内会のチラシを作成し、5,000~10,000部ほど広告を行います。広告媒体は新聞折込を極力減らし、ポスティングを優先させます。なお、居住中の物件であっても売主の了承を得て、オープンハウスを実施出来るように努めて下さい。

上記販売活動を「受託後1週間以内」にすべて実施することが理想です。

>>2ページ目:1週間以内に実施することで、歴然とした差が生まれる!?(続き)

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