2020年06月10日
梶本式:売買仲介のための不動産仕入れ理論入門

不動産売却相談会を開催する際の基本的な考え方

梶本式:売買仲介のための不動産仕入れ理論入門

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┃不動産売却相談会を開催する際の基本的な考え方


「売り物件の仕入れ」は、不動産売買仲介業には必要不可欠な業務です。しかし、この「仕入れ」業務をセンスや根性に頼らず論理的に考えたことがある人は多くはありませんでした。そこで、この連載では、不動産仕入れ理論の第一人者である不動産会社専門コンサルタントの梶本幸治さんと一緒に、仕入れを「理論」として学んでいきます。


チラシや一括査定サイト以外の不動産仕入れについて集中的に学びましょう。今回から、4回にわたり相談会について深掘りします。(リビンマガジンBiz編集部)



画像=PIXABAY    



みなさん、こんにちは。

株式会社レコの梶本幸治です。


今回のコラムから四回に渡り、不動産売却相談会の開催方法に関し詳しく解説して参ります。

第一回目となる今回は「不動産売却相談会を開催する際の基本的な考え方」を取り上げます。

「相談会の考え方?そんな事よりももっと、具体的な開催方法や運営方法を早く聞きたい」とせっかちにならず、少しお付き合い下さい。


我々、不動産会社が売却相談会を開催する際、どのような準備をするか考えてみて下さい。

あなたがお勤めの会社でも一度くらいは、不動産売却相談会を開催された事があるでしょうが、その際はどのような準備をされましたか?


殆どの方が

「そういえば、準備らしい準備は何もしなかったな?何も思い出せないや。」

といった感じでは無いでしょうか?


そうなのです、我々不動産会社が不動産売却相談会を開催する際は、殆ど準備をしないのです。


何故なのか?


それは次のように考えているからだと思います。


「なにか、査定依頼を受けられるような方法は無いかなぁ?」

「一括査定サイトも反響は多いけど、競争も激しいから疲れちゃうし、ウチにだけ相談してくれる売主を集めたいなぁ」

「売り求むのチラシでも入れようかな?あっ!そういえば、先週も先々週も売り求むチラシ入れたのに反響0件だったんだ…売り求むチラシは駄目かぁ…。」

「そうだ!少し目線を変える意味でも、売却相談会を開催する事にして反響を狙おう!」

「でも、相談会って何をすれば良いんだろ。会場も外で借りたらお金かかかっちゃうな。それに急に来場されても困るよなぁ…。」

「じゃ、完全予約制にして、個別相談にしよう!開催場所は【弊社会議室】にすればタダだし。我ながら名案だ。」

「相続など法律がらみの相談なら司法書士を呼べばよいし、税金なら税理士を呼ぼう。あっ、税理士は来てくれないかも知れないな。もし税理士が段取りできなきゃ、俺が相談に乗ろう。これでもファイナンシャルプランナーの資格は持ってるし!まぁ、FPって言っても3級だけど…。」

「ともかく、来週は【完全予約制|個別不動産売却相談会】のチラシを入れよう。事務所の前に張り紙もしておこう。一人でも問い合わせしてくれれば儲けものだ!」



日本全国の不動産会社で、上記のような考え方にたった不動産売却相談会が開催され、そして、殆ど反響が無い状態が続いていると思います。



次のページ▶反響がない相談会ではダメな理由

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