買付優先


不動産の購入交渉時、買付証明という書面を出したものから売主との交渉権を得られる事を指す。


【読み-かいつけゆうせん】

【用例-他にも検討中のお客さんがいらっしゃるので、買付優先でお願いしますね】

【用例意味-不動産購入時、売主との交渉権は「買付証明」と呼ばれる購入申込の先着順で決められ、如何に物件を気に入っていても買付証明を出す事が遅くなると、他者に交渉権が取られてしまう】


不動産と不動産業界に関心をお持ちのあなた、こんにちは。

不動産業界専門の集客・営業教育コンサルタントの梶本幸治です。

今日も、大阪市西区北堀江のオフィスからお届けします。


本日の不動産【裏】用語集は「買付優先」を取り上げます。


不動産を購入する際は「買付証明」と呼ばれる不動産購入申込書を売主に差し入れます。そしてこの「買付証明」を差し入れた順に売主との交渉権を得る事が出来、最初に買付を差し入れた方が「一番手」となります。(条件が厳し過ぎたり、ローンの可否が未定の場合、交渉権をあられないケースもございます)


つまり、どれだけ真剣に悩もうが、どれだけ早い段階で物件を見ていようが買付証明を書かなければ、他者に物件を買われてしまう事があるのです。


時々、ネット上でも「〇〇不動産の営業マンに結論を急がされた」といった書き込みがありますが、本当に良い物件で、本当に気に入っておられるお客様なら、結論を急いで頂くのはある意味当たり前の事と言えます。


お客様が買い付けを書いて下さらない事には、営業マンも話を進める事が出来ないのですから。



上記の用例に書きました「他にも検討中のお客さんがいらっしゃるので、買付優先でお願いしますね」って台詞は、不動産営業マンがお客様に発する台詞では無く、プロ同士で交わされる言葉なんです。


売主様担当不動産会社Aと、買主様(購入希望者様)担当不動産会社Bの間には、次のような会話が交わされます。



B:御社が扱っておられる物件を案内したのですが、お客様も前向きにご検討されるようです。


A:そうですか。ありがとうございます。


B:ところで相談なのですが、このお客様が結論を出されるまで、2~3日程、物件の流通を止めて頂けませんか?


A:ん?買付は書かれたのですか?


B:買付証明はまだ頂いてないのですが、かなり前向きにご検討中なんです。なんとか物件を止めて頂けませんか?


A:そりゃ無理ですよ。他にも検討中のお客さんがいらっしゃるので、買付優先でお願いしますね。


B:そうですよね~。…早く、お客様に意思表示して頂きます。


A:買付を書いて貰ったらFAXで送って下さい。



この場合は、Bが買主様に結論を急がせると「悪徳不動産屋」のように言われ、結論を急がず他者に買われてしまった場合は「頼りない不動産屋」と言われ…なかなか切ない状況になってしまいます。


不動産の営業マンが結論を急かしたとしても、全てが全て「悪徳不動産屋」じゃない事を覚えておいて下さい。

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