2016年10月14日
梶本 幸治(不動産業専門コンサルタント)

販売状況報告書で見る売主対応|不動産会社の選び方

梶本 幸治(不動産業専門コンサルタント)

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依頼している不動産会社の対応に疑問を感じているあなた、こんにちは。

不動産業界専門の集客・営業教育コンサルタントの梶本幸治です。

今日も、大阪市西区北堀江のオフィスからお届けします。


不動産売却を検討中のあなたはもう、売却を依頼する不動産会社さんを決めましたか?

不動産の売却を開始すると、2週間に1回若しくは、1週間に1回、依頼している不動産会社さんから販売状況の報告書が届きます。

これを見ながら「おっ!先週内覧してくれたお客様との商談が進んでるんだな」とか「今週も問い合わせ0件かぁ」等と、販売の状況が分かる仕組みになっています。


しかし、現実の販売状況報告書は殆ど活用されず、形骸化しちゃってるケースが多い事をご存知ですか?

今回の記事では、この販売状況報告書から分かる不動産会社さんの売主対応の姿勢についてお話しします。



= 不動産会社さんは販売状況報告書をどう思っているか? =


この売主様への販売状況報告書は「不動産会社さんの誠意」でしているのでは無く、「報告が法律で義務付けられている」んです(専任・専属専任媒介。口頭やメールも可)。

まぁ、販売を開始した当初は売主様に報告する事も沢山ありますし、お問い合わせも多いでしょうから、販売状況報告書の内容も充実しています。

しかし、販売後1ヶ月以上経過すると報告する事も無くなり、毎度毎度同じような内容の販売状況報告書が送られてくるって事になるんです。


不動産会社さんも「又、販売状況報告書を送らなきゃならないのか…面倒臭いな…」と思うようになります。



= 売れなきゃ売れないで、プロとして何か考えるべきですよね =


販売開始から2ヶ月以上経過してくると、販売状況報告書の内容は下記の様になります。


●広告活動:反響無し(500部実施)

●自社HP:反響無し(今週のアクセス7件)

●ポータルサイト:反響無し(suumo及びathomeに掲載中)

●案内:無し

【担当者からのコメント】

今週も案内に繋げれらず申し訳ございません。今後も鋭意、販売活動を実施して参りますので宜しくお願い申し上げます。


ん~ん…。売れる気がしませんね(泣)

まぁ、こんな販売状況報告書になっちゃう物件の多くが「相場からみて大幅に高い値段で売りに出ている」ケースが多いので、不動産会社さんばかりを責める訳にはいきませんが、やはり酷い内容です。

高くて売れないのなら売れる方法を模索するのがプロの仕事だと思います。



= どんな事が書いてあれば、販売状況報告書として合格か? =


では、販売状況報告書にどんな事が書いてあれば誠意ある不動産会社さんと言えるのか?

ここで具体例をあげますので、既に不動産を売出し中の方はお手元の販売状況報告書と比べて見て下さい。


【合格!】単に「ポータルサイト:反響無し」ではなく「反響が無かった為、写真を3枚入れ替えました」等、具体的な対策が書かれている。

>>>関連記事:ネットの物件掲載で分かる本気度|不動産会社の選び方

【合格!】単に「2016年10月14日~10月20日」等の合計では無く「10月14日 近隣へチラシ配布(150部)」というように販売活動の詳細が書かれている。

【合格!】単に「鋭意、販売活動…」といったコメントでは無く、毎回違ったコメントが書かれている。

【合格!】単に「頑張ります」と精神論的な事を書くのではなく、価格が高いなら「値段を下げましょう」と提案してくれる。


上記のような販売状況報告書を出している不動産会社さんなら、真摯に売主様と向き合っていると言えますが、毎回毎回同じ報告書を送ってくる不動産会社さんは、既にやる気を失っているかもしれません。

「義務付けられているから適当に報告書を書いて、売主が価格を下げる気になってから頑張ろう」と思っている不動産会社さんは少なくありません。



= 結論 =


販売状況報告書が3回連続で同じような内容なら、不動産会社さんのやる気が失せている可能性あり。販売状況報告書は毎回しっかりとチェックしましょう。



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