元土地家屋調査士! 今は行政書士の片岡美穂です

前回は、

空き家をリノベーションしたい!物件選びに重要な点とは?「マンション編!」

でした。

今回はもちろん「戸建て編」!

です。

戸建ての空き家を活用したリノベーションには、

「子供が小さいから マンションでは騒音が心配…。」

「やはりマンションではペット不可物件が多い…。」

という特に若い世代の家族層から、じわじわと人気が出ています。

私も子供を3人育てましたが、

子供のために…と思って背伸びした家を建てても

ほんの10年余りで子供たちは みんな出て行ってしまいます(´;ω;`)ウゥゥ

わんぱく育ちざかりでお金のかかる子育て期には

好きな場所に空き家を見つけて、安くで買って

リノベーションしたほうがよかった~~と 

思う今日この頃です。

その思いが募りすぎて…というわけではありませんが、

現在、ごみ屋敷のリノベーションを実行中です。

残置物(平たく言って”ゴミ”)を廃棄業者さんに片づけてもらい

初めて 床と、ご対面しました!!!笑



              

「ゴミがないと ふっつうの古家でした~~~!」と

古家再生氏のOさんから連絡いただいた時の写真です。 

最近ではびっくりするようなごみ屋敷物件でも、

手軽にリノベーションできる環境が整ってきています。

少し前なら「これは建て替えしたほうがいいですよ~」と、

請け負ってもらえないことのほうが多かったのですが、

テレビ番組や 戸建て投資家さん増加の影響でしょうか。

採算性のあった予算で、見違えるほどにリノベーションしてくれる、

業者さんが急増しています。

かなりの築古や、長期間空き家だった家でも、

とっても素敵なリノベーションができちゃいます。( ^^)

しかし!!!!!!!!

リノベーションにはどうしても向かない物件もあります。

(やっと本題です (;^_^A)

それは、

「傾いている物件」

「壁が倒壊寸前の家」

です。

技術的に出来ないことはありませんが、

あまりにも費用がかかりすぎて、

空き家活用の利点をマイナスにしてしまいます。

しかしその一方で、

「屋根が貫通しているくらいの雨漏り」

「シロアリ」

は その状態によっては全くもって「アリ」です。

しっかり駆除、補強修繕することで快適な物件へと再生が可能です。

去年の暮に、

大阪市内某所、外国人観光客のにぎわうエリアで、

「屋根貫通、青空こんにちは」物件を見つけました。

お決まりの残置物も満タン率80%。  

価格は…

「好きな希望の値段を言ってみてください」の物件!!!!

お風呂がなかったので一旦あきらめましたが、

屋根の修繕次第では、見事な和モダン物件にリノベーションして、

「特区民泊」の認定取得もアリだと考えてしまう、

今日この頃です。(もう一度見に行ってみよう…)

少々不動産価格に上昇傾向があるため、

空き家をリノベーションしたいとお考えの方は、

妥協なしで、好きな住まいを作れるかもしれません。

「屋根貫通物件」をお勧めしているわけではないですが、

根気よく探すと、

こんな立地に!!!??

という超お宝的物件を見つけることもできます。

でも

再生不可能な物件かどうかは、必ず購入前に

リノベーション専門の業者さんに現地を見てもらってくださいね。

来週は価格50万円ごみ屋敷の、リノベーション打ち合わせに入ります。

お楽しみに!





 
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