2017年01月31日
川名 智也

不動産所得の実務

川名 智也

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所得税の確定申告の依頼が舞い込む時期となりました。

自分で直接手掛ける申告件数は70件ほどあります。

規模の大小ありますが、不動産所得のある方のご申告が半分以上を占めます。

我々は、お客様の不動産所得の集計を行うのですが、通帳のコピーを元に集計することがほとんどです。

前から思っていたのですが、通帳の使い方には様々なタイプがあります。

不動産所得と関係のない費用の引落があったり、集計しにくい使い方をしている通帳もありまね。

わかりやすい通帳の使い方は、次の2つのタイプとなります。

各々、メリット・デメリットをご紹介したいと思います。

あくまで集計する税理士の立場ですが、不動産オーナー様にも役立つと思います。


(1)1つの通帳に収入も経費も集約しているタイプ
 
 まずメリットですが、このケースは資料の入手に関しては、仕事はやりやすいタイプです。

 通帳のコピーさえ入手してしまえば、集計漏れがほぼないため、助かります。

 反面デメリットは、物件数が多い方の場合にどの物件の収入か判断が難しいこともあります。

 アパートを数棟所有していて出入りが多い場合などは、集計も時間がかかります。

 しかし管理会社を使い賃料回収を代行している場合には、収入の内訳などのバウチャーが添付されていたり

 しますので、このデメリットは考慮しなくともよいと思います。
 
  

(2)物件別に通帳を分けているタイプ


 メリットは、物件が多い方には整理がつきやすくなります。

 例えばアパートを5棟所有している方などは、次のように運用すると便利です。

 賃料回収用の通帳を各アパート別に5通用意します。また、借入金の返済や経費の支払用に1通用意します。

 毎月、各5通の通帳に賃料が振り込まれるのですが、翌月に支払用の通帳に前月回収分を資金移動します。

 このように運用してゆくと、各賃料回収用の通帳が売上帳の代用として使えるようになります。

 未収の催促の際など、各通帳を見ればすっきりとします。

 デメリットは、賃料回収口座の変更が必要なことが多く、賃借人に対しての通知に手数を要するなどあります。


先日、収益物件を多数取得したオーナー様と、通帳の運用方法などをご一緒に考える機会に(2)物件別の通帳の

使い分けを提案し、非常に整理がついたケースがありました。


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