少子高齢化に伴い、マンションでも不動産収入は簡単なものではなくなってきていますよね。

ところが、少子高齢化であるというウィークポイントを利用して確実に不動産で儲けられる方法があるんです。

その方法とは?



データーで裏打ちされたマンションこそが確実に儲けられる。

どちらかというと都心でこそマンションは便利であるという考えが根付いていますよね。

ところが、ここ数年の間に地方でも高層マンションがよく見られるようになっていたのはご存知だったでしょうか?

では、地方のどんなところにマンションがあるのでしょうか?そしてターゲットはだれでしょうか?

Google Mapで見ると一目瞭然、地方でも駅近くに綺麗な高層マンションが建っています。

例えば、四国にはツインタワー瀬戸大橋と名乗る東京の高層マンションとも負けず劣らず立派なマンションが存在します。

ちなみに、こちらのマンションは香川県の高松市の予讃線の宇多津駅近くにあります。

では、だれをターゲットに?

それは、地方から出られない仕事を持っている方がターゲットです。

さらに、地方から出られず、それでいて子育てをしようと考えておられる方もターゲットとなります。

そして、地方の公務員、病院関係者、さらに地方に存在する大企業の社員もターゲットにしています。

ある程度のレベルの高さで建てられている高級マンションなので、それだけ家賃はします。

でも、それだけのニーズは存在します。

例えば、マンションの住人にとって重要なのは移動手段の快適さです。

この場合、マンション側は地方のタクシー会社と提携を結んでいる場合があり、それによって割安でタクシーが利用できるわけです。

タクシー会社にとっても確実に客が取れるということでウィン・ウィンというわけです。

では、大都市から一時間ほど離れたところでもどうしてマンションが売れるのでしょうか?

そのポイントとは、お役所に行けること、駅近く、そして、有力な病院や企業が存在することです。 

一例として、九州の福岡市から1時間ほど離れた久留米市では高級マンションが確実に売れています。

ターゲットは上記に挙げた方々です。

まず、役所に近いのは当然として、さらにブリヂストン久留米工場が存在し、聖マリア病院という有力な病院もあります。

となると、こちらで勤めておられる方々がマンションを購入するわけです。




都心のど真ん中のマンションには誰が住み始めているの?

一言で言いますと高齢者の方です。

やはり老後を安全に暮らすという意味でも車を持たれるのを嫌われている方が大勢います。

運転免許の自主返納という制度がありますように、高齢者は運転免許を返し運転をしないようになってきているようです。

都心のマンションですと、マンションから出ると目の前はデパートという便利さもありますから、移動手段として車は必要ないですよね。

マンションを買われる方々の考え方も活用方法も時代とともに変化してきているようです。



確実に顧客があると建てる前から見込んでマンションが建てられているその基礎データーはどこから?

不動産会社としてはインターネットアンケートに基づいて顧客があると計算して計画を実行しています。

このように、データーをもとに不動産事業が展開されているケースが増えてきているのは間違いないようです。

マクロミル、クロスマーケティングのような市場調査がネット上に広がっているので、正確な情報を賢く利用できるかできないかによって不動産事業の結果も大きく左右されています。

では、これからどのような顧客をターゲットにマンションが買われていくのでしょうか?

見守っていきましょう。

 
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