土地KINGとは、広い土地を持つ地主であったり、不動産王という印象が強いものです。




最近の有名どころでは現アメリカ大統領のトランプ氏が思い浮かばれると思います。彼は、オフィスビルや商業施設の不動産で確固たる利益を手にしてきた人です。実際に持っている不動産の時価価値は何千億もの価値があります。つまり、利益をもたらすところを買い占めて儲けようという当然といえば当然の方法で莫大な資産を手に入れてきました。

日本では、不動産王というと誰か?となるとあまり思い浮かばないものです。あえて挙げるとすれば、森ビルを経営する森一族かもしれません。有名なのが六本木ヒルズ森ビルです。もともとは、創業者でもある森泰吉郎がスタートしましたが、息子でもあり、次男の森稔氏が躍進を担いました。



森稔氏は東京への開発に生涯を掲げ、東京の開発の一旦を担い大きな影響をもたらしました。その概念はLe Corbuiserで衣食住に文化を加えた分野を一つの場所に集めて、発展を促すというものです。しかし、日本で現代において最も土地を持っているグループと言えば、三菱地所です。三菱地所と言えば、東京の丸の内の開発を思い浮かべるでしょう。三菱グループの一つで財閥出の企業です。そして、日本で2番目に多くの土地を持っているのがJR東海です。鉄道関連の不動産界あるいは、経済界への影響は大きいものです。その点の詳しい情報は以下のリンクをご参考ください。

駅における不動産の役割

どの不動産もその都市や文化に大きな影響をもたらしてきました。トランプ氏であるならニューヨークであり、森ビルや三菱地所でしたら東京です。不動産はやはりその街や住む人あるいは、国そのものに影響が及ぶものです。それと同時に収益にばらつきが出ているのも事実です。

そこで、一人の人間、あるいはグループに集中させないのが社会主義で、そのような政策をとる国では、国が土地を国有化あるいは、それが無理ならそこに生産される資源を国が強制的に買い占めて輸出したり、国に還元したりしています。しかし、これにも大きなリスクがあり、資源の値段が下がってしまうなら、ベネズエラのような状況になりうることもあります。

つまり、普段の生活は土地を持つ者に大きく左右されるのは周知の事実です。理想を言うのなら全く公平に扱えるスーパーマンあるいはオールマイティーが公平にすべての人に土地を委託して完璧に管理してもらうのが理想です。そして、その土地は必ずその家族に世襲されるのが良いでしょう。これにより、土地なしや貧困や差別、それに格差の問題は大きく改善される可能性は大きいものです。



やはり、不動産(物件)を少数が持ちすぎるというのは、自然ではないのかもしれません。その背後には、貪欲という点がありますから解決するのは簡単ではないでしょう。これから、どのような不動産の体系が出てくるのか注目してみましょう!

 
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