初めて不動産投資をする方は、できるだけ頭金が少なく、失敗するリスクが少ない物件を選ぶべきです。

狙うのは中古アパートがオススメです。

中古物件を選ぶと初期費用が少なくて済み、最初から高額な投資をしなくてもよいためリスクを低くできます。

1・利回り

大家さんとしてやっていくなら、利益が得られないと意味が無いので、利回りは一番重要です。

新築物件の利回りは意外と低いのですが、一方で中古物件は販売価格が安いため、投資した費用に対する利回りがよくなります。

ここで目指したいのが利回り10~15%です。

中古アパートを安く買えれば安く貸すことができ、入居者も集まりやすく満室になる可能性が高くなります。

新築物件だと最初は満室になることも多いのですが、その後の入居率が低下してしまい、家賃を下げられず失敗してしまうケースも珍しくありません。

こういった物件はその後中古物件として売りに出されることもあるため、掘り出し物があったりもします。

2・立地

特定の地方を除き賃貸住宅は駐車場がないため、駅から近い立地がとても重要になります。

公共交通機関から徒歩5分以内の物件を選んでください。

また、ここ数年人口が減っている地域は避けるべきで、何か問題を抱えている可能性があります。

3・間取り・設備

水周りの設備はとくに注意すべき点です。

壁紙を変えるくらいなら費用は少ないのですが、キッチン・トイレ・お風呂など水周りを一新するとなると高額になってしまいます。

今はトイレとお風呂が別々になっている物件が人気なので、注意しておきましょう。

さらに女性をターゲットにするなら、キッチンが汚れていて交換が必要な物件は避けるのが無難です。

また間取りは、ワンルームなど極端に狭い部屋は、大学が近くにあるなど特別な理由が無ければ今後人気が低下していく可能性があります。

4・地方も狙ってみる

都心でも地方であっても、家賃の下限はある程度決まってきます。

そのため地方では東京の7割程度の家賃で貸せるケースも多いのですが、その一方で中古アパートの価格が低いのが魅力です。

地方に行くと建物価格はほぼゼロ、ほとんどが土地の価格である中古アパートも多く見かけます。

初期投資額をできるだけ少なくし、利回りがよい物件を選びたいなら、都心だけでなく地方の物件も選択肢に入れてみましょう。

まとめ

自分が不動産を買うときになると高い物件を選びがちですが、不動産売却の立場に立つと、意外と不動産の価格は上がらないことに気がつくはずです。

これからアパート経営をしたい方は、不動産売却する側と買う側の両方の立場を考えてみて、利回りが高い物件選びをしてみましょう。

 
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