こんな時には土地の所有者を調べてみましょう
土地の所有者を知りたい時、どうすればいいのか知っていますか?
家の横の空き地、ふと気づけば車が放置してある。強風が吹けば今にも飛んできそうなゴミが山積みになっているから、飛んでくる前に所有者に何とかしてもらいたい。
家を建て直すのに、もう少し大きくしたいので隣の空き屋の土地を譲ってはもらえないだろうか。そんなこともあると思いますが、だれが所有しているのかを調べないことには、連絡すらできません。
インターネットでお手軽にわかるのです
そこで便利なのが、インターネットで済ませてしまう方法です。
http://www1.touki.or.jp/gateway.html
こちらでは、必要事項を入力するだけで登記所が保有する登記情報をパソコンで確認できるのです。有料サービスでクレジットカードが必要になってきますが、どこにも出向くことなく情報を知ることができます。プリンターがあれば印刷もできますし、手軽にわかるので便利ですね。
所有してる土地をしっかり把握したいとき
バブルの頃に、「山林の土地を購入すると将来儲かります」といった内容の商法があり、多くの方が山林を所有したと言います。実際には手入れをしていない田舎の山林の土地の値打ちがあがるわけもなく、固定資産税は銀行から引かれていて、本人は詳しく覚えていないというケースもあります。近所の方と「共同購入」していることもあり、権利関係がとても把握しにくく困ってしまう相続人が後を絶ちません。
役場で解決 名寄せ帳が便利です
親の世代になると、土地の情報がうろ覚えだという事も大いにあり得ます。証書などはただの証明書ですから、変更前の物だとすれば現在の状況とは違いますし、紛失している場合もありますから正確には把握しにくくなります。そんな時に便利な方法が市区町村役場で個人の不動産の名寄せ帳というものを請求してみる事なのです。これならひとまとめになってくれるので、全体を抜かりなく把握することができるのです。
他にも こんな方法が活用できます
法務局で物件の状況を証明する各種書類がもらえます。登記事項証明書の交付請求となると600円かかります。
http://houmukyoku.moj.go.jp
こちらの法務局のサイトから申請して証明書を郵送で受け取る場合の手数料は500円です。
登記所や法務局証明サービスセンターで受け取る場合の手数料は480円です。
近隣でのちょっとしたトラブルや、土地の有効利用の際に活用してください。
 
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