あけましておめでとうございます。

日本不動産研究所の幸田 仁です。

2017年に入り、初めてのコラムとなります。

今年もよろしくお願いいたします。

最初のテーマは「不動産業者選び」です。

皆さんは、どの不動産仲介業者にするか?ということを検討されるでしょうか?

たぶん、「どの物件を購入するか?」とか、「いくらで売れば良いか?」ということは検討しても、どの業者にするか?はあまり検討されることもないかも知れません。

しかし、現実的には不動産仲介業者選びはとても重要なのです。

その理由をこれから数回に分けて説明していきたいと思います。 

■不動産仲介業者は、力を入れている営業分野があるのです。

 

 不動産仲介業者であれば、どの業者でも同じと考えるかも知れません。

 しかし、不動産分野というのは、ものすごく多くの分野があり、全てを網羅することは難しいのです。

 ですから、不動産仲介業者でも、賃貸が得意、売買が得意、住宅が得意、店舗や事務所が得意というように得意分野を持つわけです。

 

 病院であれば、お腹が痛いと思ったら内科に行けるわけですが、不動産仲介業者の場合は、マイホームを売りたい、マンションを借りたいと思っても、看板だけでは分からないわけです。

 ですから、マイホームを売りたいと思ったときに、賃貸を中心に営業している仲介業者にお願いしても、「うちは、売買は不得手ですので・・・」ということは言いませんし、もしかすると売り時を逃してしまうかもしれないのです。

 ここが、難しいところといえますね。

 

 不動産市場は、景気によって急に売れ出したり、あるいは売れなくなったり、価格が高くなったり安くなったりと変化しますね。

 ですから、マイホームをタイムリーに売買するためには、やはり「売買の仲介を得意とする業者」をあらかじめ選んでおくことが重要になってくるのです。

 ということで、「不動産業者には得意分野がある」ということを覚えておくことは大きなアドバンテージとなります。

 では、どうやって得意分野を見分けるのか?については、次回で説明したいと思います。

 

 

 

 

 
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