新年あけましておめでとうございます。謹んでお慶び申し上げます。

はじめまして!ファイナンシャルプランナーの近藤喜隆です。今回からこのコラムを連載担当いたします。どうぞよろしくお願いいたします。このような場を与えていただきましたことを深く感謝申し上げます。このコラムでは私が今までに経験したことや、普段感じていることを中心に分かりやすく解説していきます。どうぞご期待ください!

                 

第1回テーマ「よい不動産会社の見分け方~近藤流<その1>

●はじめに

さて創刊第1号のテーマは「よい不動産会社の見分け方~近藤流<その1>」です。

はじめて不動産売買や賃貸をする方にとって最初の関門は不動産会(=不動産屋)選びかと思います。数多くある不動産屋の中でどこを選んでいいかは本当に迷いますよね

かつて私もその一人でした。今でこそ不動産経営・管理に携わり14年目となりますが、当初の数年は本当に悩んだものです。自分なりに試行錯誤し、多くの失敗をしながらも、自分なりのスタンス(判断基準)を掴んできました。

そんな体験から皆さんに少しでもお役にたつことがあればとの思いで執筆します。

                       

    • ●テーマについて

このテーマは今までも様々なメディアで語られてきたところでありますが、その多くはそれぞれの長所短所を数多く列記して、あとは皆さんの判断にまかせた!というスタンスのものが多かった気がします。
このコラムでは、あえて端的に私が感じた部分のみにスポットを当て、ズバッと結論まで導き出すところまで行きたいと思います。あくまで一個人の私見として聞いていただければ幸いです。全3回にわたり解説していきます。

今まで私がお付き合いしてきた不動産会社は、過去13年に渡り、首都圏、東北地方を中心に延べ20社にのぼります。業界最大級の全国チェーンから地域に根ざした中小零細規模まで実に様々でした。私の場合、賃貸経営という側面からのアプローチが中心でしたが、売買においても大いに参考になるのでは(?!)と考えています。
もちろんそれぞれの会社に良い点(長所)があり、いずれもお世話になった会社ですので悪く言うつもりは全くありません。それを先に言っておきますね(笑)

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では本題に入りますが、不動産会社をまず規模の面から区分してみましょう。ズバリ、大・中・小に分けてみます。
1、大会社は、誰もが一度はその名前を聞いたことがあるような全国チェーンクラスの仲介会社と定義します。

2、中会社小会社はいずれも地域に根差した不動産屋ですが、その規模によって二区分します。

 ①中会社はある程度人員を擁した会社(社員5名前後以上)

 ②小会社は社長さん1人でやっている会社、またはいても家族等が1~2名手伝っている規模と定義します。

まずは大会社のお話をしていきます。大サイズの会社、全国チェーンクラス。。色々思い浮かぶのではないかと思います。あれも。。これも。。

色々な定義がありますが、ここでは賃貸管理戸数上位10社というくくりで抽出してみましょう。すると以下の通りとなります。(出典 全国賃貸住宅新聞 2016年7月25日号)

1、大東建託グループ
2、積水ハウスグループ
3、レオパレス21
4、大和リビング
5、スターツグループ
6、エイブル
7、東建コーポレーション
8、ハウスメイトグループ
9、ミニミニグループ
10、学生情報センター

                          

いかがでしょう。一度は聞いたこともある会社が多いのではないですか。このランキングはあくまで管理戸数であるため仲介戸数とは一致するわけではありません。またこのうちの約半数の5社は、自社グループで建築した物件を、そのまま管理するというスタイルを中心にとっているため、やや今回の話の定義からはずれてしまいます。オーナーさん(大家)が今ある物件(アパート)を新たに管理をまかせよう、または変更しようという、いわば不動産屋選びの対象となるのは、残りの5社程度となります。

この5社のうち3社と私は過去に実際、お付き合いをしていました。

全国レベルの名の通った会社ばかりです。確かに彼らのネームバリュー、ブランド力は、他の追随を許しません。圧倒的なものです。本当にすごい会社なのですが、現在はそのどこともお付き合いをしていません

そう、お付き合いをやめてしまったのです。圧倒的な大会社なのに。。です。それはなぜでしょう?!
この続きは第2回でお話ししていきますね。どうぞお楽しみに!

                 

正月休みも終わり、仕事はじめという方も多いかと思います。

どうぞお体に気を付けて頑張ってください!

 
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