相続した中古住宅の活用方法について

中古住宅を相続した場合、活用方法としては以下の4つの方法が考えられると思います。1.そのままの状態もしくはリフォーム・リノベーションをして売却する。2.そのままの状態もしくはリフォーム・リノベーションをして賃貸する。3.更地にして土地として売却する。4.空き家として管理する。どの方法を選択するかは相続人全員の同意で決まります。ただ地域の中古住宅流通状況などによって適した活用方法は大きく変わります。相続された場合、相続した不動産がある地域の不動産会社に相談することをお勧めいたします。とはいえ、不動産会社に知り合いがいる方は多くはないと思います。アパートを借りる・駐車場を契約する・テナントを探す以外で不動産会社を利用する事はないのではないでしょうか?敷居が高いと感じる方も多いでしょう。

何を基準に不動産会社を選んだらよいのか

不動産会社を選ぶことを大変な負担に感じる方もいるのではないでしょうか?相続した中古住宅を活用したい場合は、まず複数の会社に簡易査定を申し込むことをお勧めします。簡易査定に申込をすると不動産会社はご依頼の不動産がいくらで売却出来そうなのかおおよその見安をつけてくれます。価格の目安がついたら次は相続した不動産をどうしたら良いのか、査定してくれた内のめぼしい不動産会社にご相談されると良いでしょう。地域の特性を考えながら、売却・賃貸・空き家・更地にするなどいろいろなアドバイスをいただけるはずです。あなたが納得する活用方法が見いだせるまで、信頼できる担当者、信頼できる会社とよく相談して下さい。査定価格は会社によって数百万円の差が出ることがあります。これは担当者によって相場観や基準にするデータの選び方が異なることが大きな原因です。国家資格を有する不動産鑑定士の査定であればより精密な数字と言うことができますので、場合によってはそういった査定の活用も検討してみましょう。なお、簡易査定を依頼するときには多くても2~3社が妥当かと思います。5社以上に査定を依頼するとあなた自身がどこの会社に依頼したのか、会社ごとの査定価格などが覚えきれず混乱する可能性があります。

 
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