リビンマッチ 売りたい市区町村ランキング 2019

「船橋市」が「世田谷区」から首位奪う!

2年連続1位の「世田谷区」は2位に転落!

TOP10初登場は「江戸川区」「八王子市」「川口市」「宇都宮市」

不動産関連の比較査定サイト「リビンマッチ」を運営するリビン・テクノロジーズ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:川合 大無)は、「リビンマッチ」の不動産売却に査定依頼のあった不動産の行政区をもとに「売りたい市区町村ランキング 2019」を集計しましたので、概要をご報告いたします。

日本最大級の不動産売却一括査定サイト「リビンマッチ」で査定依頼件数が多かった行政区を集計したところ、「船橋市」が1位であることが分かりました。船橋市は1月~3月、9月に1位を獲得し、2018年1月~12月まで毎月トップ10内にランクイン。船橋市は、JR船橋駅周辺の土地が5年連続県内最高価格を付け、県内外からの人口流入が続き、区画整理や再開発など新陳代謝が進んでいるようです。

昨年まで2年連続1位だった「世田谷区」は2位に転落。世田谷区は4月~8月、11月に1位を獲得し、毎月トップ10内にランクインしてたものの、トータル件数で船橋市に負けてしまいました。

以下、「足立区」「大田区」「練馬区」「鹿児島市」とトップ10の常連を占めるなか、「江戸川区」「八王子市」「川口市」「宇都宮市」がトップ10に初登場しました。江戸川区は10月に1位を獲得日s、年に8回、八王子市も年に8回、川口市と宇都宮市は5回ランクインしました。船橋市、鹿児島市、八王子市、川口市、宇都宮市は、中核市ですが、人口が50万人以上もおり、政令指定都市に匹敵する市です。その分不動産も流動的であると考えられます。

また、「倉敷市」(20位)、「那須塩原市」「富山市」(27位タイ)が昨年の圏外からトップ30以内に急浮上しました。倉敷市は1月に、那須塩原市は5月と12月にトップ10内にランクインしましたが、富山市はありませんでした。那須塩原市は、別荘地として有名なため、バブル景気の別荘ブームで購入した世代が高齢化し、売却を考えている人が多いのかもしれません。富山市は、現在行われている再開発も1つの原因ではないかと考えられます。

100位までにランクインした行政区を見ると、東京都は19市区と一番多く、2位の神奈川県、大阪府、兵庫県(各7市区)の倍以上と大きく差をつけました。以下、埼玉県、千葉県、福岡県(各5市区)となり、昨年と比較すると、大きな都市だけでなく、地方都市などまんべんなくランクインしました。なかでも、「富山市」(27位)、「岐阜市」(32位)、「青森市」(49位)、「水戸市」(89位)、「秋田市」(93位)はその県初のランクインでした。

また、昨年のランキングと比較すると、「岐阜市」(32位)、「横須賀市」(39位)、「前橋市」(42位)、「青森市」(49位)、「いわき市」(53位)など圏外からトップ100にランクアップした行政区は27市区町。一方、「福岡市南区」(前年26位)、「文京区」(前年28位)、「福岡市早良区」(前年29位)、「浜松市中区」(前年32位)、「中央区」(前年35位)など昨年のトップ100から圏外にランクダウンした行政区は28市区ありました。

2018年は、日本最北端の北海道稚内市、最西端の沖縄県八重山郡与那国街を含む、全国1,791(2017年:1,808、2016年:1,806)市区町村の不動産査定依頼がありました。売りたい都道府県トップ5は、1位から東京都、大阪府、神奈川県、千葉県、埼玉県の順でしたが、逆に売りたくない都道府県トップ5は、1位から高知県、鳥取県、島根県、福井県、佐賀県の順となり、人口に比例する傾向にあります。

<調査概要>

■対象期間:2018年1月1日~12月31日

■対象者:「リビンマッチ」の不動産売却ユーザー

■集計方法:「リビンマッチ」の不動産売却に査定依頼のあった行政区をそれぞれ集計

※本リリース内容の転載にあたりましては「リビンマッチ調べ」という表記をお使いいただけますよう、お願いいたします。

 
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