捨てられない!ゴミ屋敷って売却できる?

近年テレビなどのマスコミでも取り上げられる「ゴミ屋敷の問題」。世の中には潔癖症でキレイ好きな人もいれば、心の病気によってゴミが捨てられない人もいます。また、ひょっとしたら本人はゴミと思っていないのかもしれません。そこで思い切って断捨離できれば良いのですが、いつの間にかゴミ屋敷になってしまった場合はどうしたら・・・。また親族から相続した家がゴミ屋敷になっていたなんてこともあるかもしれません。そこで「ゴミ屋敷」になってしまった不動産を、すっきりと売却する方法をご紹介していきます。もちろん自分で片付けられなくても心配はご無用。意外とそのゴミ屋敷、価値があるかもしれませんよ。


売却するためにゴミを片付けよう!

まず不動産を売却し買い主に引渡すには、物件にゴミが残っていないことが鉄則。当たり前ですが買い主は物件を買うとしても、ゴミまで欲しかったわけではありません。そこで不動産を売却するためには、まずゴミを片付けましょう。しかし、ゴミ屋敷ともなると自分では不可能。ある程度ゴミをまとめることができれば、一般廃棄物処理業の許可を持つゴミ処理業者に引き取りに来てもらえますが、無理な場合は専門の業者にお願いしましょう。費用がかかってしまいますが、今はゴミ屋敷の清掃を専門にしている業者が数多くあります。専門業者によってはただ単にゴミを片付けるのではなく、価値のあるものなどは買取査定をしてもらえるサービスも。また同時にハウスクリーニングまでおこなってくれるサービスもあります。


ゴミを片付けたとしても気をつけて!

たとえゴミを片付けたとしても、物件を売却する際に気をつけてほしいことが他にもあります。それはゴミがなくなったことで一見するとキレイに見えても、ニオイが染み付いているということ。消臭リフォームなどもありますが、効果は一時的になる場合も。そういった場合には売却後のトラブルにつながるため、もし建物にあまり価値がない場合は解体することも考慮してみましょう。とくに所有する土地が立地の良い場所であれば、むしろ建物がない更地のほうがプラスになる場合もあります。そういったことも含めて不動産会社に相談してみましょう。

 
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