石井くるみの民泊最前線


今回は茨城県神栖にオープンしたコンテナホテルをご紹介いただきました。(リビンマガジンBiz編集部)

セミナー講演のため、茨城県鹿島・神栖まで足を伸ばして参りました。

鹿島といえば、鹿島アントラーズ!セミナーには、鹿島アントラーズの元サッカー日本代表の中田浩二選手も登壇され、多くのファンで賑わい、非常に盛り上がりました。

東京から鹿島方面へのアクセスは、東京駅発着の高速バスの利用が便利です。

所要時間は道路状況によりけりですが、おおよそ1時間~1時間半程度。

夜遅くまで頻繁(10~15分ごと)にバスがでているので、日帰りもぶらり旅も可能ではありますが、今回は、以前から気になっていたコンテナホテル「トータルステイin神栖」をご紹介します。

 

(画像提供=石井くるみ)

2018年に1月にオープンしたばかりの「トータルステイin神栖」は、茨城県神栖市平泉にある、モジュール建築を導入した新型ホテルです。モジュール建築(プレハブ)とは、規格化した部材を工場生産し、現地にて建上するので品質管理が安定し、コスト低減、後期も短いという特長があります。

一般的に鉄骨造や鉄筋コンクリート造で建築する場合、現場にて柱を建てたり、溶接をするなどの作業が必要なため、それなりの建築費がかかります。一般的に、鉄骨造りであれば坪50万円、鉄筋コンクリート造であれば坪100万円かかる建築費が、モジュール建築であれば、おおよそ坪40万円と、建築費を大幅に圧縮することが可能です。

コンテナ製造や溶接作業は、中国(上海)の工場にて行われます。ほぼハコは完成した状態で現場に運ばれるので、棟上げもコンテナの組み立てのみとなり、約1日で完了します。

品質はしっかりしており、最大5階建までの中層建築物にも対応できるそうです。

圧縮することで生まれたコストと時間を、設備の充実や内装のデザインに回すことができます。

本ホテルのオーナーは土地を20年の事業用借地として借り上げています。

建築費が抑えることができていることとオープン以来の高い稼働率により、投資回収は早期に終わる見込みとのことですが、20年で利用するには建築物としてもコンテナは適しているといえます。

コンテナを積み上げた建物の外観は、まるで電車のような…?

とてもインパクトがあります!

(画像提供=石井くるみ)

いったい、内部はどうなっているのでしょうか?

(画像提供=石井くるみ)

エントランスを入ると、まずフロントがありますので、チェックインを済ませます。

(画像提供=石井くるみ)

>>2ページ目:トータルステイin神栖の客室に石井先生も大満足(続き)

 
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