ごきげんよう、雅庵です。

リオデジャネイロオリンピックが終わり、次は2020年東京オリンピックです。1964年から56年の時を経て感動と興奮、キラキラ輝く笑顔が日本に帰ってきます。

今から4年後が、とても楽しみですね。

私たちは、4年後どのような暮らしをしているのでしょうか。当たり前のことですが、産まれたばかりの子は4才になり、小学校に入学した子は思春期を迎えるお年頃に、還暦を迎えたお父さんは定年1年前になります。時の流れは、あっという間ですね。

ここで、生活に対する現代の悩みや将来の希望を、親世帯・子世帯のそれぞれを比較してみましょう。

親世帯、子世帯の悩みを対比してみると、「二世帯住宅で生活する」ということが、親世帯・子世帯それぞれの悩みや将来の希望が叶いそうですね。

しかし、簡単に親の家を建て替えて二世帯住宅にしよう!と思わずに、まずは親が住み、自身も生まれ育った場所を調査してから判断しましょう。

調査項目は、主に次の2つがあげられます。

1. 土地の調査

2. 周辺環境の調査

【土地の調査】

土地の性質により、買い替えを考える主な要件

・地盤が弱い、浸水など災害のおそれがある

・土地の広さ、建築できる容量の条件(建ぺい率・容積率)により、希望の住まいが得られない場合

・日当たりや通風が悪い

【周辺環境の調査】

・幹線道路や近隣工場からの、騒音、排気ガスなどの公害の心配

・近隣の建物が高層化し、日当たりや通風が悪くなった

・治安が悪くなった

・過疎化などにより、生活の利便性の低下(繁華街になり、落ち着いて生活できなくなった)

・公共交通機関の利便性が悪い

幸せの二世帯住宅を得るには、誰かが1人我慢するのではなく、親世帯・子世帯それぞれが条件を出し、予算を考え、希望の優先順位、妥協できないことできることなど、時間をかけて話し合います。

土地の持つ性質と周辺環境の調査により、親世帯・子世帯とも意見が一致しない場合は、親の土地を売却し、お互いの条件にあった土地に買い換えるという選択肢もあります。

親の土地を売却して資金の一部にする場合は、すぐに売却できないかもしれませんので、売却を先に行い、資金を確保してから新しい土地を探すことがいいでしょう。

資金に余裕がある場合は、現状の生活を維持しながら、希望にあった土地をじっくり探すことができます。

 
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