今回は、前回同様、少し新しめのヴィンテージマンションの著名なシリーズを見ていきましょう。 


有名なヴィンテージマンション2

 

今回は、前回に比べて比較的新しい、昭和49年以降に建てられたヴィンテージマンションと呼ぶにふさわしい物件をご紹介いたします。

前回同様、あくまで私の主観が入っているものですので、ご了承ください。

ビラ・モデルナは昭和49年に建てられた、雁行上のおしゃれな外観のマンションです。

渋谷宮益坂から少し入ったところに位置し、近くには今はなき、こどもの城や国連大学がある、おしゃれな街並みの一角にあります。

都市居住やSOHOといったその当時は斬新な建築コンセプトの下、幾何学的な外観が見る人に様々な印象を与えます。

ベルテ表参道は、昭和56年に建てられ、原宿駅前のコープオリンピアの裏手に位置します。

大通りから一歩中に入りますので、都会の喧騒をワントーン落とした落ち着いたエリアです。

コノベルテ表参道は、ベルテシリーズの代表作で茶色のタイル張りの外観が落ちついた雰囲気を醸し出します。

1200坪の広大な敷地に空室率60%のゆったりした配置が特徴的です。

またホテルライクなロビーなど、原宿にふさわしい上質な生活が満喫できます。


6.6haと広大な敷地に15もの棟が建っているのが広尾ガーデンヒルズです。

日比谷線広尾駅北西の日赤病院のわきに広がる土地に5つのイーストヒル、サウスヒル、センターヒル、ノースヒルがあり、周辺は緑豊かな格式ある土地柄にふさわしいマンションです。

その後、平成21年から北西部の隣接地で「広尾ガーデンフォレスト」が開発されました。

こちらは2063年までの定期借地権となっており、地主である日赤病院に建物を解体、更地渡しで返却し、その後は新病院建設とする予定です。

ドムスシリーズの集大成であるドムス南麻布は、分譲価格の一戸当たり平均価格が18億円、最高額は27億円と驚きの高額マンションです。

麻布の中でも寺院がある閑静な雰囲気の南麻布に位置し、総戸数はわずか15戸で戸建て感覚のマンションです。

(以下次号)

 
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