2017年03月20日
中沢 誠

人に致して人に致されず

中沢 誠

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不動産法務サポートオフィス行政書士事務所の中沢です。

今回は「リスクマネジメント」の話を書きたいと思います。


当たり前の話ですが、この世に「確実に儲かる」投資というものは存在しません。

(もしそのように謳っているものがあれば、詐欺の可能性が高いのでご注意ください。)


百発百中利益が得られる投資であれば誰もがやるでしょうし、絶対に損をすることが分かっていれば誰もやらないはずです。


世の中の投資には、「利益となるか損失となるかの不確実性」があり、この不確実性のことを「リスク」と呼びます。

リスクが小さい投資であれば、多くの人がこれに参加することになるため、リターンは小さくなります。

反対にリスクが大きい投資となると、参加しようとする人が少なくなり、上手くいったときのリターンが大きくなります。


リスクをコントロールすることによって、トータルの利益を高めようというのが「リスクマネジメント」の考え方です。

リスクマネジメントにはさまざまな手法がありますが、今回は基本中の基本となる考え方をお伝えしたいと思います。


孫子の『兵法』の中に


「人に致して人に致されず」


という言葉があります。


戦いにおいては主導権(イニシアティブ)を握ったほうが勝ち、人に主導権を取られてしまっているようでは勝利はおぼつかないということです。

別の言葉で言い換えると「先手必勝」ということです。


不動産投資におけるリスクマネジメントにおいてもこの考え方は重要です。


たとえば、


・市況が変化してからアクションを起こすのではなく、マーケットの動向を予測しながら対応策(募集条件の変更、改装工事の実施など)を講じる。


・入居者のアクション(賃料減額請求、解約予告など)があってから対処するのではなく、入居者の満足度を高める施策を実行する等によって、そのようなアクションをされることを未然に防ぐ。


といったようなことです。


リスクマネジメントにおいては、リスクを漫然と放置することがもっとも悪いこととされています。

環境や相手の出方に自分の運命を委ねるのではなく、むしろ自分のほうから先に動いていくほうが望ましい結果を得られると思います。

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