タワーマンションと言えば都心部だが

東京オリンピックを控え、都心部ではタワーマンションの建設ラッシュが続いています。

これらのタワーマンションが位置する場所は、都心の1等地であることがほとんどで、
利便性は抜群に良いのですが、周りは同じ高さのビルだらけという状況です。

ここで、タワーマンションならではの周辺を一望出来る、眺望を手に入れる場合、
ほとんどのタワーマンションが40階以上でなければ無理ではないでしょうか。

そして、その程度の階までいくと、当然ながら値段は億単位の億ションとなりますし、
投資用に購入する層も増えるため、治安的にも不安な面が出てきます。

ベッドタウンに位置するタワーマンションの利点

一方で、最近は都心部から少し離れた場所にも、タワーマンションが建設されるように
なりました。

タワーマンションほどの高さの建築物は、宅建業法上、商業地域でしか建てられないので、
必然的に駅からも近く、通勤や通学には便利になります。

では、肝心の眺望はどうでしょうか。これが不思議なことに、周りに高い建物がないぶん、
20階以上であれば、周辺を一望出来る眺望を手に入れることが出来るのです。

目の錯覚とは不思議な物で、ベッドタウンに建つタワーマンションの20階から都心方面を
望んだ場合、迫力では負けますが、眺望の広がり感でベッドタウンの20階も負けていません。

ベッドタウンのタワーマンションでも、業者は付加価値を付けて、その地域では最高値の
物件になることが多いです。

しかし、それでも都心部のタワーマンションを購入するよりは、値段は抑えられます。

以上、簡単な解説を書きましたが、特にタワーマンションの眺望に関しては、
実際に自分達で現地のモデルルームに足を運ぶことが大切です。

モデルルームでは、何階の南側からの眺望などをCGで用意してくれているので、
実際に自分達が納得できる眺望は何階なのか、確認することができるでしょう。

想定していなかったタワーマンションを購入することは、良くあることです。

 
  • line
  • facebook
  • twitter
  • line
  • facebook
  • twitter

本サイトに掲載されているコンテンツ (記事・広告・デザイン等)に関する著作権は当社に帰属しており、他のホームページ・ブログ等に無断で転載・転用することを禁止します。引用する場合は、リンクを貼る等して当サイトからの引用であることを明らかにしてください。なお、当サイトへのリンクを貼ることは自由です。ご連絡の必要もありません。

このコラムニストのコラム

このコラムニストのコラム一覧へ