中古マンションは新築マンションと異なり、現物があって部屋はもちろん、近隣の雰囲気や住環境をあらかじめ確認できるのがメリットです。
今回は、そのメリットを最大限活かすための下見のコツをご紹介します。

部屋は細かいところまでチェックを

まず、中古マンションのお部屋はすみずみまでチェックしましょう。眺望や日当たり、風通しといった、実際のお部屋のコンディションはモデルルームではわからない部分です。
中古マンションではこれらの要素も確認できるので、しっかりとチェックをしておきたいものです。
また、外壁やベランダの痛み具合を見ることによってメンテナンスがしっかりなされているか、問題点が放置されていないかということもわかります。
お部屋だけでなく、外装もしっかりとチェックしてみましょう。

住人の雰囲気も要チェック
中古マンションであれば実際に他の住民が入居しているわけなので、事前に近隣の雰囲気も知ることができます。
どのような人が住んでいるかということもマンションで暮らすにあたっては重要なことです。
例えば住人同士であいさつを交わしている、こちらからあいさつをして返事があれば良好な関係が築けるかと思います。
逆にあいさつを無視されたり、排他的な態度を取られたりした場合は注意したほうが良いかもしれません。
また、玄関前に物が散らかっている部屋がある、柄の悪い人がいるといった場合も要注意。「人は見た目が9割」とよく言われますが、そういった人物はやはりトラブルを起こす可能性もあるのです。

事前チェックでトラブルを防ごう

以上のように、中古マンションでは現物を見て物件探しをすることが可能です。
新築マンションのようにモデルルームだけ見て判断するのではなく、実際のコンディションや、近隣住民の雰囲気をつかむことができます。
しっかりと事前にチェックすることで、購入してみたら「お部屋がイメージしたものと違った」「住環境が思ったより悪かった」というギャップはもちろん、後々の近隣トラブルも防ぐことができるのです。
ぜひ中古マンションを下見する際は、お部屋以外の部分もじっくりと観察してみてください。

 
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