価格を設定し実際に売り出そう!

不動産業者と媒介契約を結ぶ際に売り出し価格を設定したら、いよいよ売却活動を始めることになります。不動産売却にあたって、できるだけ高く売りたいというのが本音ですよね。しかし、相場に合わない程の高い価格を設定しても買い手が見つからなければ困ってしまいますし、あまりにも安い価格を設定して損をするのも避けたい、そう考えると悩みが尽きないものです。売り出し価格は、不動産の売却活動において大変重要な要素となります。その後の売却活動にも大きく影響しますので、自分の希望価格と不動産業者から提示された査定価格、過去の売却事例、市場動向等を考慮して慎重に決めましょう。

売却活動を行い経過報告を受けよう!

不動産業者によって様々な売却活動を行い、買い手を探します。不動産業者はREINS(指定流通機構)に物件の登録をするなど、インターネットや住宅情報誌、チラシ等の広告を出し売却活動を行います。オープンハウスを開催するのも有効な方法だと言えるでしょう。専属専任媒介契約や専任媒介契約の場合は定期的に経過報告をする義務がありますので、その報告を待ちましょう。

希望者が見つかったら内覧を行いましょう

購入希望者が現れたら内覧を行うことになります。できるだけ良い条件で売却したいので、購入希望者に良い印象を持ってもらうことが大切です。特に部屋の状態は物件の印象を大きく左右します。部屋の見える部分はもちろんのことですが、クローゼットや収納がある場合には中を開けて見せても良いように整理整頓を心がけましょう。水周りや窓ガラス、照明についた埃等、汚れが目立つ部分はきれいにしておきましょう。また、購入希望者の質問に答えることができるよう、物件周辺の細かな情報を整理しておくと良いでしょう。学区や周辺にある病院、スーパーやコンビニ等、家主からの情報は購入希望者にとって参考になるものです。部屋の間取りや日当たりの善し悪し、設備の管理状況についても答えられるようにしておきましょう。

 
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