子どもがいる場合、理想的なマイホームはどのくらいの広さなのでしょうか。

 

マイホームの広さ、理想と現実

マイホームは、家族構成が決まった頃に購入するのが良いと言われています。では、子どもがいる場合、理想的なマイホームの広さはどれくらいなのでしょうか。

 

理想のマイホームの広さ

これくらいあるといいなと思える、理想的なマイホームの広さはどれくらいでしょうか。国が、一般的な生活ができると取り決めた居住水準のうち、4人家族(夫婦+子ども2人)のケースではこれくらいあったらいいなという理想の面積(誘導居住水準)は125平米と制定されているそうです。

ちなみに最低でもこれだけ必要な面積(最低居住水準)は50平米となっており、昔作られていた団地はこの広さ前後の物件が多くなっています。

 

一般的なマイホームの広さ

では、一般的に、新築で販売されているマイホームはどのくらいの広さでしょうか。まず一戸建ての場合、ハウスメーカーが4人家族をターゲットに販売する家は、誘導居住水準に近い120平米を目安に設計されているそうです。マンションの場合、ファミリー向けとして販売されている物件は、80平米前後。広めとうたっていると、100平米オーバーのものが多いようです。

 

■子どもがいる家庭の、理想のマイホーム

マイホームの買い替えをした人のうち、理由に子どもの増加や成長を上げる人は、かなり多いようです。買い替えが必要ないよう、夫婦と子どもが快適に暮らせるマイホームとは、どんな広さなのでしょうか。

 

間取り

 夫婦と子どもが暮らす家庭において、理想の間取りはどうなっているのでしょうか。基本的に、夫婦の寝室と子どもの部屋があれば良いとして、子ども1人の場合はリビングを広くとって、2LDKの家を選ぶ人もいます。しかし、2人目が生まれると、将来的に手狭に感じてしまうことも。子どもが2人以上の場合、3~4LDKあると理想的です。最低でも3LDKの間取りを選んでおくと安心でしょう。

 

部屋の広さ

間取りを決めたら、それぞれの部屋の広さを決めます。平均的にリビングは10畳前後が多いのですが、子どもの交流や親族を招くことを考えると、12畳以上あると広々と感じられます。次に夫婦の寝室と子ども部屋ですが、最近ではリビングで家族が長く過ごすために、それぞれをあえて狭くするという風潮もあるようです。クローゼットがついていれば、5畳以上でベッドや机などの基本的に必要な家具が入ります。さらに5畳ほどの部屋が1つあれば、子どもが増えても対応できますし、1人のままでも荷物を置くことができてスペースにゆとりができます。

できるだけ引っ越しをせず、長く安定してマイホームに住めるように、自分たちの理想の生活にあったマイホームの広さを考えてみましょう。

 
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