普段何気なく足を運んでいる公園、そこには調べていくと様々なエピソードがあります。その公園でしか楽しむことが出来ない特徴もあります。公園の数だけ、エピソードがあります。この公園アルバムでは、実際に公園に訪れて魅力を再発見する企画です。

今回は、東京メトロ銀座線「浅草駅」、都営地下鉄浅草線「浅草駅」から約5分。都営地下鉄浅草線「本所吾妻橋駅」下車5分のところにある隅田公園にやってきました。隅田公園といえば、お花見や、隅田花火大会などで時折紹介される注目の公園です。しかし、それ以外にも隅田公園には魅力が多く隠されています。今回は、隅田公園の魅力を調査していきたいと思います。(リビンマガジン編集部)


(撮影=リビンマガジン編集部)


隅田公園は、お花見スポットだけではない


浅草駅を降りて、吾妻橋方向に歩いて行くと、隅田公園にぶつかります。


(撮影=リビンマガジン編集部)

ここは、春などお花見スポットとして賑わっていますよね。

 
(撮影=リビンマガジン編集部)

そして、ここからはスカイツリーが綺麗に撮影できます。隅田公園は、川をはさんで2つのエリアに分かれています。今いるのが浅草側の隅田公園です。向こうは一体どうなっているのでしょうか。実際に行って調査してみましょう。

隅田公園の魅力を探ろう


(撮影=リビンマガジン編集部)

さて、到着しました。こちらも隅田公園です。この公園、2つの区が管理をしています。浅草側は「台東区」の管轄。隅田川を挟んでスカイツリーに近い方が「墨田区」が管理をしています。ちょっとした豆知識ですが、話のタネになりそうです。みなさん覚えおきましょう。さぁ、公園内を散策です。

 
(撮影=リビンマガジン編集部)

サギでしょうか?動物も安心できるくらい静かな環境です。

 
(撮影=リビンマガジン編集部)

そして、どこからでもスカイツリーが撮影できるのも隅田公園の魅力ですね。
お花見シーズンになれば、よりきれいな写真が撮れますが、紅葉の季節もこの公園良い写真が撮ることができそうですね。

 
(撮影=リビンマガジン編集部)

公園を歩いて行くと、トンネルがありますね。歩いてトンネルをくぐるとなんだかテンションがあがります。トンネルをくぐってみます。いったいどこに行けるのでしょうか。

 
(撮影=リビンマガジン編集部)

 
(撮影=リビンマガジン編集部)

釣り堀がありました。この日は30度以上の気温です。とても暑いのにもかかわらず、お客さんがたくさんいらっしゃいました。

隅田公園にまつわる豆知識


(撮影=リビンマガジン編集部)


(撮影=リビンマガジン編集部)

実は、墨田公園は江戸時代からある遺構でできています。そして、江戸時代から人気のお花見スポットでした。もともとこの公園内には、水戸藩の下屋敷があり、主に蔵屋敷として使われていました。この屋敷内にあった庭園が今の公園に活かされているのです。


(撮影=リビンマガジン編集部)

この辺りが、江戸時代で一番のお花見スポットだったと言われています。何故このようなお花見スポットへと変化を遂げたかというと、八代将軍徳川吉宗のはからいで、サクラを植えたことが関係しています。当時の人たちは吉宗の意向を受け、地道な植林活動をしたそうです。このおかげで今の私たちは楽しいお花見をすることができるわけですね。この隅田公園は、「日本さくら名所100選」に選定されています。桜の数は、1,000本以上植えられていると言われています。


(撮影=リビンマガジン編集部)

ちなみに、この木が春の主役になるソメイヨシノです。今は、このようにまばゆい緑ですが、春になると綺麗な桜を咲かせます。季節ごとに見せる顔が違うので、それを楽しむのも1つですね。


公園探索してみて


ぐるりと公園を回ってきましたが、サクラが咲いていなくても、十分に楽しめる公園です。特に、園内には日本庭園が広がっているので、散歩するだけでも良い気分転換になります。もちろん、お花見シーズンに訪れるのも良いでしょう。紅葉シーズンも忘れずに。また、公園内からどこからでもスカイツリーが撮影することができるのも特徴の1つです。まだまだたくさんの魅力を発見できそうな公園なので、是非一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

【墨田区立・台東区立 隅田公園】
<墨田区側>
所在地:
東京都墨田区向島1-2-5

交通:
都営浅草線「吾所吾妻橋駅」徒歩5分
東武伊勢崎線「スカイツリー駅」徒歩5分
問い合わせ:
一般社団法人墨田区観光協会
03-5608-6951

<台東区側>
所在地:
東京都台東区花川戸1-1、花川戸2-1、浅草7-1


交通
東京メトロ銀座線「浅草駅」すぐ

 
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