2018年12月06日
不動産業界ランキング

アベノミクス以降 売上が大きく伸びた不動産会社ランキング 2018年集計

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上場している不動産業109社(※)のうち、第二次安倍内閣発足直前と現在の売上を比較して、売上を大きく伸ばした企業をご紹介します。アベノミクスによる景気高揚効果は、不動産業界にどの程度影響を与えているのか、伸び率(%)でランキングしました。(スマイスターMagaZine編集部)


※注=編集部基準




(画像=パブリックドメインQ)



集計方法


・アベノミクス(第二次安倍内閣発足2012年12月26日)以前と以後の売上を比較

・2012年12月時点での最新有価証券報告書(2012年1月~2012年12月決算)記載の売上高と、2018年8月~2018年7月期までの有価証券報告書記載の売上高を集計

・該当決算期の有価証券報告書が存在しない場合は、できるだけ近い決算期の有価証券報告書の過去の売上高を集計

・「連結経営指標等」「提出会社の経営指標等」の二項目がある場合は「連結経営指標等」の売上高を集計


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アベノミクス以降の売上伸び率700%以上の企業は3社!


1位は日本アセットマーケティングで、アベノミクス前の売上高が1億300万円に対し、最新の売上高が191億9,900万円と、伸び率1,8540%という驚異的な成長を遂げています。日本アセットマーケティングは、ドンキホーテホールディングスの傘下で、テナント賃貸や施設の保守・メンテナンスなどを行っている会社です。


日本アセットマーケティングは、アベノミクス前までは「ジアース」という商号で、不動産情報提供サイトを運営していました。しかし2013年に株式会社ドン・キホーテ、および株式会社エルエヌとの間で資本業務提携契約締結を結んでからは、事業内容を大きく変化させ、総合ディスカウントストア「ドン・キホーテ」などの商業施設の管理運営や、テナント賃貸を中心に、現在の規模に発展しました。今後は売上高200億円を目標とし、さらなる事業拡大を進めています。



2位はディア・ライフで、アベノミクス前の売上高が19億1,572万8千円に対し、最新の売上高が164億7,657万4千円となりました。伸び率は760%と、高い成長率を記録しています。ディア・ライフは東京23区を中心にした不動産開発や、海外投資家向けの日本国内不動産への投資提案、不動産業界に向けた人材派遣などを行っています。


ディア・ライフはアベノミクス以降、2013年4月には大手不動産会社が開設したインフォメーションサロンの運営業務を受託し、同7月には公募増資により3.4億円を調達するなど、アベノミクスによる景気高揚を追い風にして事業を発展させました。2015年8月には東証一部上場を果たしています。



3位はパルマで、アベノミクス前の売上高2億8,048万2千円に対し、最新の売上高は23億4,606万8千円と、伸び率736%となっています。パルマは2位となったディア・ライフの子会社で、主に個人向けレンタル収納スペース(セルフストレージ)事業者に向け、アウトソーシングサービスを提供しています。


パルマは2009年にディア・ライフの子会社となり、アベノミクス以後はセルフストレージweb予約決済・在庫管理システム「クラリス」の提供や、セルフストレージ集客業務を開始するなど、セルフストレージの普及に伴い、順調に事業を拡大してきました。



1位の日本アセットマーケティングと2位のディア・ライフは、ともにアベノミクス以後、大企業との関係強化により事業規模を一気に拡大させたことがわかりました。3位のパルマは、親会社の好調もあって業績を拡大させたと考えられます。



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アベノミクス以降売上が伸びた会社トップ10

アベノミクスは不動産業界にどの程度効果があった?



引き続き、4位から10位までをご紹介します。


4位 ハウスドゥ 639%

5位 ストライダーズ 638%

6位 AMBITION 622%

7位 サンフロンティア不動産 586%

8位 プロパスト 459%

9位 サムティ 456%

10位 レーサム 436%


このうち日本アセットマーケティング、サンフロンティア不動産、レーサムはオフィスや商業施設のテナント事業を営んでおり、アベノミクスによる首都圏でのオフィス需要の高まりが追い風となったと考えられます。

また、テナント事業は不動産の仕入れなどに多くの経費を必要とせず、経常利益率が高いという性質もあります。この特性により、効率よく事業を拡大させ、売上を大きく伸ばしたとも考えられます。


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アベノミクスの恩恵を受け、100%以上の売上伸び率を記録した会社は45社と、全体の4割に及びます。一方で、アベノミクス以後、売り上げが横ばい又は減少した企業は11社となりました。全体としては、アベノミクスの恩恵を受けた企業が大半ではあるものの、明暗がはっきり分かれる結果となりました。


アベノミクスによって不動産ベンチャー企業が躍進したのは間違いありません。



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