不動産会社 上昇騰落率ランキング【2020年版】

上場不動産企業115社(※)を対象に、2020年の大発会、および同年大納会の株価を比較した上昇騰落率をランキングしました。新型コロナウィルスの世界的感染拡大により激動の1年となった2020年ですが、着実に株価を上昇させた不動産会社もあります。コロナ禍においても投資家から注目された会社を紹介します。(リビンマガジンBiz編集部)

※注=編集部基準

集計方法

・2020年1月6日(大発会)の終値と2020年12月30日(大納会)の終値を比較

・大発会・大納会に取引がなかった企業は、取引があった直近の日の終値を比較

・「LAホールディングス」は2020年7月1日、「ADワークスグループ」は2020年4月1日に持株会社として新規上場したため、新規上場日と大納会の数値を比較。新規上場日の株価は青字で表示

・2019年中に株式分割を行った会社は「2019年大発会(終値)」の欄の数値を赤で表示、株式分割後と比較できるよう調整した値を「株式分割調整後終値」の欄に掲載

画像=写真AC

2020年、1年で上昇騰落率100%超は不動産テック企業2社

 

1位はアズームで、2020年大発会の時点では3,425円だった株価が、大納会時には9,510円となり、上昇騰落率は177.66%となりました。アズームは2018年に上場した不動産テック企業で、「世の中の遊休不動産を活躍する不動産に」を企業理念に、月極駐車場検索サイト「CarParking」や、東京23区内特化型の月極駐車場ポータルサイト「CarPark」を運営しています。

コロナ禍において、公共交通機関を使わずにリスクを抑えて通勤するために、マイカー通勤をする人が増えています。また、里帰りや旅行においても、自家用車の重要性が増しています。これに伴い、月極駐車場の需要も高まるとみて、投資家たちがこぞって株を買い求めました。

2位はGA technologiesで、大発会時点での株価は3,995.01円だったのに対し、大納会時では3,125円となり、株式分割による調整を考慮した騰落率は134.67 %になりました。GA technologiesは日本最大級の不動産プラットフォーム「RENOSY(リノシー)」を運営しており、都内の物件を中心に、「投資する」「借りる」「買う」「売る」「貸す」のすべてをカバーしています。

3Dのオンライン内見や、高精度のオンライン価格査定など、コロナ禍に適したサービスが充実しており、また成長拡大路線にある不動産テック企業ということで、高い人気を得ているようです。

2020年末には、首都圏で新型コロナの感染拡大が急速化しており、社会不安の中で、ITを得意とする不動産テック企業が値上がりしました。2020年大発会よりも大納会のほうが株価が上昇した不動産企業は、115社中29社となりました。三井不動産や三菱地所と言った大手財閥系企業も、軒並み値を下げています。

1年間の不動産会社全体の株価の平均は約8%の下落率でした。2018年末に世界で起こった株価暴落の際には、不動産会社の株価は平均20%の下落でしたので、2年前に比べれば下落幅は小さくなっています。しかし、コロナが世界経済に与えた影響は2年前の世界同時株安の比ではなく、当面は不安定な株価変動が続くと予想されます。

参考サイト「不動産会社 株価上昇下落率ランキング【2018年版】

不動産会社 上昇騰落率ランキング【2020年版】

集計方法

・2020年1月6日(大発会)の終値と2020年12月30日(大納会)の終値を比較

・大発会・大納会に取引がなかった企業は、取引があった直近の日の終値を比較

・「LAホールディングス」は2020年7月1日、「ADワークスグループ」は2020年4月1日に持株会社として新規上場したため、新規上場日と大納会の数値を比較。新規上場日の株価は青字で表示

・2019年中に株式分割を行った会社は「2019年大発会(終値)」の欄の数値を赤で表示、株式分割後と比較できるよう調整した値を「株式分割調整後終値」の欄に掲載

不動産会社 上昇騰落率ランキング【2020年版】

集計方法

・2020年1月6日(大発会)の終値と2020年12月30日(大納会)の終値を比較

・大発会・大納会に取引がなかった企業は、取引があった直近の日の終値を比較

・「LAホールディングス」は2020年7月1日、「ADワークスグループ」は2020年4月1日に持株会社として新規上場したため、新規上場日と大納会の数値を比較。新規上場日の株価は青字で表示

・2019年中に株式分割を行った会社は「2019年大発会(終値)」の欄の数値を赤で表示、株式分割後と比較できるよう調整した値を「株式分割調整後終値」の欄に掲載

 
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