2019年03月08日
不動産テック

不動産テックの名言 その1ー②

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不動産の正確な価格を把握するだけでも、不動産会社と対等に交渉できる1つの方法 ラビット・浅海剛代表



撮影=リビンマガジンBiz


2018年3月16日公開ロングインタビューはこちら


浅海は、急な転勤で、自宅を売ることになり驚いた。


複数の不動産会社に依頼した査定額がバラバラで、中には購入した時より高い価格を提示した会社もあった。

何かがおかしいと思った。

調べてみると、驚いた。

「専任媒介を結びたいがために、査定価格をつり上げている不動産会社」が横溢していたのだ。

「息をするように嘘をついている業界だと実感しました」怒りの気持ちがわいてきた。

自分の人生を振返ってみると、不動産に関する知識が全くないことに気がついた。

不動産の取引ではプロである不動産会社には勝てない。その不安が不動産市場を硬直化させていて、誰もが不便を感じているのではないか。

「自分の資産である自宅は、いくらで売れるのか」

誰もが、こんなことも知らずに、生きていることに疑問を持った。

その結果、エンジニアである浅海自身が開発にあたったAI(人工知能)による不動産査定サービス『HowMa』が生まれた。自宅を登録すれば、AIが売却査定価格や賃料査定を算出する。AIが査定するので、「専任媒介のための高値査定」などの不動産会社の思惑は関係ない。また、一度登録した物件は自動的に査定し続けられ、景気変動などによる物件価格の推移を知ることができる。

自身のサービスで、自宅を査定してみた。その金額で不動産会社に依頼すると、すぐに自宅が売れた。誤差は10万円だった。

サービスの利用者が増えれば、査定の精度はさらに高まる。

必要なサービスの追求や接客技術の向上で、消費者が不動産会社を選ぶ世の中を作っていきたい。

(敬称略)

>>次のページ:巨大ECグループの社長から不動産スタートアップに転身した男の熱い言葉

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