2019年05月31日
不動産テック

国内全銀行の最新住宅ローン情報を収集

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MFS・中山田明社長 撮影=リビンマガジンBiz編集部


―住宅ローンについては常に最新の金利情報を把握しているそうですね。


お客様向けのオンライン管理ツールも用意しており、いま自分がどういったローンを借りているのか、自宅の情報、年収などを登録してもらっています。このツールを使えば、住宅ローンに関するほとんどのことが管理できます。


「モゲチェック」を使って借り換えをしたときに情報を入力しておけば、後は自動的に金利情報などが更新されていきます。


この人が借りているローンでは、将来の変動金利型の住宅ローン金利がどう変動していくのかというのも予測しています。


ちなみに、この先10年ぐらいは、金利は上がらないというのが我々の見立てです。



―管理ツールには他にも機能があるのでしょうか。


自宅の住所を入れて頂くと時価を把握することもできます。


これは、不動産の価格推計サービスを提供するコラビット(東京・港区)と連携して表示しています。


現在の価格と将来的な推移を出すことができるので、家を売って住宅ローンを返したときにどれだけお金が残るのか、住宅資産がどれだけあるのか、ということまで把握できます。



―これまでにどのぐらいの案件があったのでしょうか。


モゲチェックの無料相談は、2019年4月時点で約7,000件以上いただいています。ローンの借り換えを実行した方は約1,000人になりました。



―金融機関はこれまで住宅ローンの借り換えに積極的ではなかったのでしょうか。


金融機関には借り換えのジレンマというものがあります。


借り換えの提案をするためには、お客様が「今いくらの金利でどこから借りているか」を把握していなければなりません。


金融機関は自らが貸しているお客様は分かっていますが、他行のお客様については何も知りません。だからダイレクトに提案ができなかったんですね。


お客様自身、借り換えという選択肢自体を知らない方が多いので、金融機関に相談することも多くはなかったんです。



―今、全国でどのぐらいの銀行と関係がありますか。


金利データは全国124の銀行から全て取得しています。その中で5、6行の金融機関は非常に密な関係性を築けています。



―2019年5月からは借り換えではなく、新規の借り入れについてのサービスも始まりました。新規の借り入れについては、借り換えよりもさらに審査が複雑になると思います。




画像=プレスリリースより



今の銀行は不動産の担保というのはあまり重視していません。だから、基本的に新築のマンションなどは、販売価格通りの評価をします。


それよりも月々の支払い能力、つまり返済力を重視しています。きちんと返済できるかを収入情報から判断し、いくらまでなら貸せるのかを決めているんですね。



―住宅を購入する時は、不動産会社から進められたローンを組むというのが一般的な流れです。それが変わりますか?


もちろん不動産会社から勧められたものを、そのまま申し込むのも良いんですよ。


しかし、「もっと良い条件はないか?」と思った時に、これまでは手間暇かけて自分で調べる手段しかありませんでした。

これからは「モゲチェック」をやってみて、そこで結果を見て比較し、どっちがお得かを考えてもらえればと思っています。



―不動産会社にとっても良い住宅ローンの情報を知っておくことは、営業のフックとして機能しそうですね。


そうですね。

一番良い金利を見つけるというのは当然の喜ばれると思います。もう1つ、大切なのは「アフターフォロー」です。


ローンとは35年間という長い期間付き合っていきます。将来の金利がどうなるかも分かりませんし、他にもっと良いものが出てくるかもしれません。


借りた後の情報をお客様に提供して、メンテナンスをすることが大切だと思います。


ただ、不動産会社は正直なところ家を売ったらそこで終わりになっています。その先の金利のことまでは、考えていません。


むしろ、お客様とは会わないほうが、販売が成功したとも言えますね(笑)。そこを全て我々が引き受けてあげるということなので、不動産会社からもお客様に「モゲチェック」を勧めていただきたいですね。



▶次のページ:日本は住宅ローン借り換えの後進国(3ページ目)


 ② 


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