2019年07月05日
不動産テック

EQON・三井將義社長 誠実に働いている担当者にスポットライトをあてる

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遠くない将来、不動産テックによって不動産ビジネスは劇的に変化すると言われている。

これまでの商慣習や仕組みが変わり、無数の新ビジネスが生まれるかもしれない。


EQON(エコン:東京・新宿区)の三井將義(まさよし)社長に話を聞いた。(リビンマガジンBiz編集部)




EQON・三井將義社長 撮影=リビンマガジンBiz



―サービスに付いて教えてください。


「EGENT」は、不動産会社の担当者とユーザーをマッチングするサービスです。2019年6月から本格稼働しました。


売却や購入、賃貸などのメニューがあります。

例えば、売却であればユーザーにマンション名や希望売却価格、詳細情報、要望を入力してもらうと、当社から希望に沿った担当者を紹介します。


当初は担当者の一覧を見てもらっていたのですが、ユーザーが選びきれないという課題がありました。そこで、ユーザーの要望に応じて、弊社のカスタマーサクセスチームが担当者を繋ぐフェーズを加えました。


「EGENT」が紹介する担当者は、原則として優秀な人ばかりです。

不動産会社の社長や、店長、部長など、実務経験が豊富で仲介件数も多い方を紹介しています。


ユーザーが不動産の取引のために不動産会社を探す際、今までは複数社に依頼をかけて比較検討するといった方法が主流でした。「EGENT」ではより信頼できる、実績がある担当者を3名ほど紹介します。それも会社ベースではなく、担当者ベースで紹介するというのも特徴ですね。




「EGENT」 画像提供=EQON



―査定価格や会社の大小ではなく、担当者との相性やフィーリングが重要という話は聞いたことがあります。


そうですね。

しかし、ユーザーからすれば、価格も重要なファクターです。


EGENTでは、すべての不動産売買はお客様自身で決めるべきだと考えております。

そこで、ユーザーには、当社が収集している直近の成約事例から、エリアに応じて100件ほどエクセルデータでプレゼントしています。それを見て、ユーザーにもある程度の相場観が醸成されるようなことまでをカスタマーサポートしています。



―どういった売買仲介担当者が登録しているのでしょうか。


サービスを23区に限っており、エリア実績や専門分野も考慮して、150社から約170名に登録いただいています。

170名は、少なくとも実績がしっかりしていて、宅建士の資格を持っており、5年以上の実務経験があります。


―「EGENT」に登録できる担当者は厳選しているのでしょうか。


ある会社では、16名と面談し、3名のみ登録いただきました。

まず、基本的な部分で宅建士であることと、エリアでの実務経験が5年以上あることです。また、実績データをいただき、定量的な部分である程度スクリーニングします。


そして、定性的な部分です。

例えば担当者のスタンスです。

面談時に8項目ほどあり、「仲介を10年後もやっているか」ということは必ず聞いています。仲介が好きかどうかや、担当者の独立志向なども確認しています。



―サービスのマネタイズポイントはどうなっていますか。


成約した段階で不動産会社から料金をいただいています。

基本的には仲介手数料の10%です。かなり良心的な設定だと思います。


成約するまでのカスタマーサポートも充実させており、我々がユーザーをコンサルしています。例えば、媒介契約をどれにするのか、紹介した担当者を変えたいといったことも、メールでお問い合わせいただき対応しています。売出しの際に、図面の作り込みや広告転載区分も確認しています。



―店長や部長が案件を受けて、部下に流すことは可能なのでしょうか。


禁止しています。


そのかわり、担当の方が受ける案件のクライテリア(基準)は聞いています。なかには「1億円以下の物件はやりません」という人もいるので、そういった方には1億円以上の物件のみを紹介しています。


担当者側の要望も聞いて、適切なつなぎ込みを行っています。



―ある程度の役職がある担当者であれば、一般媒介でも会社からにらまれることもないですね。


「EGENT」に登録いただくときには、必ず我々が考えるサービスの哲学をお伝えしています。必要以上に担当者に肩入れすることもありません。ユーザーが「嫌だ」と言えば、どれだけ労力や広告宣伝費をかけていても、他の担当者に切り替えると説明しています。そこに納得していただいている方だけに登録いただいています。


エリアの相場情報を我々からユーザーに提供しているので、嘘やごまかしは通用しません。みなさん、誠実に対応いただいています。



―エンドユーザーの教育も行っているのですね。


価格の戦いではなく、フィーリングや哲学、受け答えの誠実さといったところが選ばれる担当者の変数になっているのだと思います。



―不動産会社からの引き合いはどうなのでしょうか。


「腕に覚えあり」という方からお問い合わせいただくことが多いですね。我々のシステムでスコアリングすることで、すぐに適性が分かるようになっています。

大手の不動産仲介会社からもご登録いただいて、対応できるエリアや専門分野も格段に増えてきました。



▶次のページ:サービスのきっかけは不動産業界は心底カスだと思ったこと(2ページ目)


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