やはりプレイヤーの経験値やノウハウは重要です。(略)最終的には人なのです。 

ダイヤモンドメディア・武井浩三社長

ダイヤモンドメディア・武井浩三社長

不動産オーナー向けのサービス「OwnerBox」を開発、提供しているダイヤモンドメディア(東京・港区)。毎月の収支状況の確認や、管理会社とのやりとりを一元管理することで、オーナーの負担を減らし、物件の募集状況やマーケットデータを可視化させるサービスだ。

2007年にダイヤモンドメディアを設立して以来、ITを中心にテクノロジーで不動産ビジネスの業務効率化や利益の最大化を推進している。

不動産向けのITサービスを追求する中で、法律や商習慣を変えていくために不動産テック企業が連携する重要さを痛感。不動産テック協会の設立を主導し、代表理事に就任している。

そんな武井が重視するのが、人との関係性だ。

「2019年の繁忙期は、かなり好調だった企業が多かったようです。アパートメーカーの違法建築問題なども関係しており、「紹介できる物件がない」という声も多くて、相場より高い賃料で借りる人も多かったようです。これはAIやビッグデータでは予想しようがありません。やはり最終的には人なのです。そういった肌感覚の部分では、賃貸管理会社や仲介会社が介在する価値が十分にあります。」

しかし、管理会社は。入居担当者、解約担当者、募集担当者、修繕担当者など、業務によって分業も多い。その上、大手企業は2年で担当者が変わることもある。細かいやりとりで培われるナレッジも、リセットされてしまう。

そこで開発したのが、「OwnerBox」だ。オーナーと管理会社とのやりとりを一元化すると、物件の説明や状況の把握が必要なくなる。

武井は「「OwnerBox」はコミュニケーションプラットフォーム」と語っている。

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