2019年10月25日
不動産テック

smooth・小泉拓社長 入居初期費用を分割支払い。住み替えや引っ越しをスムーズに

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遠くない将来、不動産テックによって不動産ビジネスは劇的に変化すると言われている。これまでの商慣習や仕組みが変わり、無数の新ビジネスが生まれるかもしれない。


今回は、賃貸住宅入居時の敷金・礼金・初月家賃などの初期費用に新しい仕組みを持ちこうもうと奮闘するsmooth(東京・世田谷)の小泉拓社長に話を聞いた。(リビンマガジンBiz編集部)




smooth・小泉拓社長 撮影=リビンマガジンBiz編集部



―サービスについて教えてください。


当社が2019年冬にローンチを予定している「スムーズ」は、賃貸契約の際に必要な敷金・礼金・初月家賃・仲介手数料といった初期費用を、無利子・無手数料で分割払いできるようにする消費者向けのサービスです。


まず、初期費用を分割払いにしたい入居希望者を私達が集客し、「スムーズ」に登録いただきます。登録いただいた引越希望のかたには、「スムーズ」が提携している不動産賃貸仲介会社様の店舗へ来店いただき、家探しをしていただきます。


「スムーズ」からの紹介で成約があった場合、成約金額に応じて仲介事業者様から紹介料を頂戴するというモデルで、無利子・無手数料を実現しています。




「スムーズ」の仕組み 画像提供=smooth



― 引っ越しする人にとっては初期費用を分割払いすることができ、賃貸仲介会社にとっては集客方法の1つになる。どういった経緯から、ここに着目したのでしょうか。


自分が引っ越しをした際に、入居したあと一時的にお金が無くなってしまった経験があり、入居者側の課題からサービスを思いつきました。


そうした課題を、仲介会社様やオーナー様など、賃貸住宅に関わるすべての方が納得できるかたちで解決できるサービスは作れないものかと考えました。



―賃貸事業者からすれば新しい集客方法です。


サービスを開発するために、仲介会社様にヒアリングをしていると、集客サービスの需要を感じました。


ポータルサイトを使った集客は、どの事業者様もすでに取り組んでらっしゃるのですが、成約率が高くない。内見まで案内したのに、手数料が安い別の事業者で契約を取られてしまう、といった課題があると考えています。


「スムーズ」を使って分割払いをするためには、提携している仲介会社様でお部屋探しをすることが条件になっているので、成約率も既存の集客サービスに比べて高くなります。



―紹介する不動産会社は複数社なのでしょうか。


基本的にユーザー1人に対して1店舗をご紹介させていただきます。

ユーザーの家探しをしているエリアや勤務先に近い店舗など、ユーザーの利便性に合わせて紹介します。



―対応エリアは全国ですか。


サービスリリース時点では、首都圏からになるかもしれませんが、準備が整い次第、全国に対応エリアを拡大していきます。実際に、入居希望者様の事前登録も全国から広くいただいており、地方での需要も強く感じています。



―事前登録されているユーザー、不動産会社はどれくらいあるのでしょうか。


すでに約1000名のユーザーに事前登録していただいております。


現在、首都圏を中心に数十店舗の仲介会社様と提携させていただいております。対応エリアを拡大したいと考えているので、集客サービスにご興味のある仲介会社様はぜひ弊社までご連絡ください。



―ユーザーはどんな方が多いのでしょうか。


年齢層は、20代後半から30代前半が一番多いです。



―やはり若い人達に需要が多そうです。仲介会社にとっては完全な成約課金モデルのサービスですね。


仲介会社様からは、導入費用や、月額費用は一切いただいていません。仲介会社様からいただく成果型の紹介料は、仲介手数料に応じた料金設定になっています。



―不動産サービスで、成約課金モデルで大成功したサービスは今までありません。そこにリスクは感じないのでしょうか。


当社と一緒に良いサービスを提供していこうという気持ちがある仲介会社様と提携を広げていくことで新しい引っ越しの選択肢を広めていきたいと思っています。


ユーザーを送客していくなかで、ユーザーの満足度や成約率を追い、サービスを改善していきたいと思っています。



―分割支払いができるかどうかは、「スムーズ」でも独自に入居者の審査を行うということですか。


当社でも与信を見ていきます。

「スムーズ」は、個別信用購入あっせん業という割賦販売法の法律に基づいて分割払いサービスを提供していきます。契約者の信用情報を確認することが法令で定められているので、クレジットカードや消費者ローンなどの使用履歴をまとめているCIC(指定信用情報機関)に信用情報を照会して、審査を行っていこうと考えております。



次のページ:今後は賃貸を選ぶ人が増えていく?その理由とは(2ページ目)



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