2020年02月14日
不動産テック

不動産テック企業は「不動産業界の温かさ」を知っているか(3ページ目)

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アクア・倉田哲明社長 撮影=リビンマガジンBiz編集部


―不動産事業者の変化も肌で感じているのでしょうか。


皆さんがよく言われているように、不動産業界では様々な変化が生まれています。


その一方で、私が感じているのは、「業界は関わっている人が変わらないから温かい」ということです。



―人が変わらないから温かい?


不動産事業者とのコミュニケーションのなかで、「昔はこうでしたね」「今はどうですか?」という世間話が楽しい。「業界は狭い」とよく言いませんか。その狭さが楽しいと思うのです。


初めての人と話していても「あの会社にいらっしゃったのですか。あそこではこういったことでお世話になっていました」と言える。技術やITの変化が起こっている一方で、関わっている人が変わらないことが嬉しくて楽しいなと感じています。


これは、不動産テック企業も同じで、その温かさを感じているかどうかはサービスを提供する側として重要でしょう。



―そういう温かさについては感じていない企業のほうが多いと思います。


頭でっかちで商品化したものは、業界には定着しないと感じていますね。


これからのITや技術革新は、業界に魔法使いを生むんです。当然ですが…当社も不動産事業者を魔法使いにしたい。ただ、血が通っていないIT・テクノロジーサービスは、魔法使いにはできないでしょう。



―不動産サービスのハブになるという言葉がありましたね。不動産業界への役割はいろいろありますね。


当社の営業は、営業ではありません。

営業活動ではなく、あくまでディレクション活動、コンサルティング活動の一部だと思っています。御用聞きや相談にのるなかで、役に立ちそうであればサービスを使ってくださいというスタイルです。


いまだに、お声がけいただいても、むやみやたらに受注するのではなく、「今はまだサービスはいらないのではないですか」と、不動産事業者のことを第一に考えるようにしています。


そういった毅然とした姿勢を示していると「あのとき相談に乗ってくれたよね」と戻ってきてくれますから。これが業界の温かさです。


そのためには共通言語となるよう、不動産業界の知識や深い理解が必要です。大手のシステム会社が不動産事業者と話をしても会話にならないでしょう。システム会社としては一流としても、不動産業界に入ってくると二流・三流になってしまうんです。



―将来の展望はあるのでしょうか。


先ほどから言っているように、「RIMS」をプラットフォーマーとして、様々なサービスのハブになりたいと思っています。


引き合いがあれば、全国どんなポータルサービスでも繋いでいこうという意識です。


また、最近ではLINEと「RIMS」を繋ぐなど、ポータルサイトだけではない領域にも機能連携は広がっています。そのほかにも、当社のグループにある翻訳機を作っている会社などとも連携し、グローバル対応などもできるようにしていきたいと思っています。


不動産事業者のITやテクノロジー化のきっかけや、サービス導入の気づきを与えたいと思っています。


不動産事業者も、これまでのやり方に固執している数は少なくなってきています。しかし、だからどうすれば良いのかが分からない。そこに我々から気づきを与えたいと思っています。



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